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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 07:30

東京メトロ東西線・九段下駅の“中途半端”なホームドア

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東西線・九段下駅中野駅方面に設置された中途半端な“ホームドア”をご存知ですか? 後方車両、たった2両分しか無いんです。

東京メトロ東西線
九段下駅の“ホームドア”


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★東西線・九段下駅中野方面ホームの“実証実験”

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東京メトロ東西線・九段下駅の中野駅ホームには、ホームドアが設置されています。
「えっ、そんなのあったっけ?」という方。気づかないのも仕方ないかもしれません。なぜなら……

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ホームの後方、車両2両分ほどの短いホームドア。ホームの8割には、ホームドアが設置されていないのです。

これは「大開口ホームドアの実証実験」。ホームでの転落事故が多い昨今、電車事業者にとってホームドアの設置は急務の課題。ですがそうそうカンタンにホームドアが設置出来ない理由もあります。

それは、運行されている車両によって、ドアの位置が必ずしもホームの同じ場所に停まるとは限らないから。
その問題を解消するための「大開口ドア」を導入する実験を、東京メトロは昨年から今年3月までの1年間、ここ東西線九段下駅中野方面ホームの後方2両分ほどのスペースで実験していたのです。

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▲大開口ホームドア。扉2重にスライドする扉のほうが、収納部に比べて広いことが見てわかる


★なにげに情報量が多く便利な液晶パネル

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二重扉が収まり、伸びる様は見ていて楽しいものですが、収納部に設置された液晶パネルがなにげに便利。
次の電車、次々の電車の発車時刻、終点、列車位置が表示されており、ひと目で入る情報量が多い。目線も低いまま、列に並んだまま目に入る位置なので、視認性も高いです。


★今月実証実験終了、順次ホームドア設置の期待

この実証実験については、東京メトロから2016年2月16日付でニュースリリースが出ています。(→【コチラ】)

また、実証実験は「2016年3月6日〜2017年3月頃まで」とされていますが、ホームからの転落事故が最近目立つことからでしょうか、実証実験がうまく進んだからでしょうか、2016年11月付のニュースリリースでは「銀座線・東西線・半蔵門線のホームドアの設置を前倒し」することが伝えられています。(→【コチラ】)

東西線においては、現在も2両分のホームドア(中野方面のみ)が設置済の九段下の2017年度中の設置、続いて高田馬場・飯田橋・早稲田・神楽坂・竹橋の優先7駅に限ってですが、2019年度内までにホームドアの完全設置を計画しているそう。

私個人の話ですが、東西線・高田馬場駅をよく利用します。正直ホームの奥行きが狭く、利用者も多く、ラッシュアワー時の人の多さは、危ないなと思う瞬間が多い。

完全設置はまだちょっと先になりますが、ホームドアの完全設置を期待しています。

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