- 2017年01月23日17:00
鳥取「すなば珈琲」のお土産せんべい・クッキーに見る、地方創生の成功例
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鳥取限定のお土産、「すなば珈琲」のクッキーと珈琲せんべいをいただきました。
鳥取限定
「すなば珈琲」のお菓子
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★「すなば珈琲」とは？
2013年、シアトル発のコーヒーショップが島根に出店。これをもって、鳥取県が日本で唯一スターバックスコーヒーのない県となりました。それから遡ること1年前、全国で島根・鳥取の2県だけが「スタバのない県」としてテレビに取り上げられ、鳥取県の平井伸治知事が「スタバはないけど日本一のスナバがある」（スナバ＝砂場＝鳥取砂丘）と発言。
その言葉がキッカケとなり、
「スタバじゃないよ、スナバだよ」とばかりに2014年に鳥取県内にオープンしたのが、「すなば珈琲」という喫茶店でした。
実はスターバックスは2015年に鳥取県内に進出。全国でスタバのない都道府県はひとつもない状況となり、「すなば珈琲」のアイデンティティ（？）は崩壊。（本家本元スタバ進出で）大ピンチキャンペーンを張り、逆に知名度をグ～ンと上げた経緯があるのですが……
まあつまり、鳥取県に「すなば珈琲」あり！ と、島根ご当地ブランドのひとつとして、急成長したコーヒー店なわけです。さて、そんな「すなば珈琲」のお土産アイテムを、今回いただいたわけです。
★鳥取土産に！「すなば珈琲」コラボ菓子
というわけで、「すなば珈琲 珈琲ベイクドクッキー」と「すなば珈琲 珈琲せんべい」。
実は鳥取県民が帰省土産として持ってきたもの……ではなく、東京ドームシティで開催されていた「ふるさとフェア」に行った方が、買って来たものです。とはいえ、あー、これがウワサのすなば珈琲！ と喜びいさんでパッケージを見たところ……
こちら、「鳥取限定」の「すなば珈琲 珈琲せんべい」は……
「すなば珈琲10％使用（コーヒー粉末に占める割合）」
って、ちょっと、残りの9割は！？ すなば珈琲度、薄まりすぎてない！？
とはいえ、「すなば珈琲」の店頭でも販売され、メニューの一部のトッピングにも実際使用されている「珈琲せんべい」。完全に公式です。薄いなんて言ってすいません。
★「すなば珈琲 珈琲せんべい」食べてみた
デザートやコーヒーのトッピングにも最適な、こぶりな炭酸せんべい。コーヒーの風味が香り、確かにコーヒーのトッピングには相性良さそう。甘さもあり、ちょっとコーヒー牛乳っぽいかな。
合わせて飲みたいコーヒーは、ブラック。
★「すなば珈琲 珈琲ベイクドクッキー」食べてみた
一方、ベイクドクッキーのほうですが、コーヒー豆のビターな風味が、オトナのクッキーといった感じ。
甘い砂糖入りのコーヒーと合いそうです。
ま、クッキーのほうは「使用しているコーヒーは、珈琲ベイクドクッキーにより合うものを厳選」したということは、「すなば珈琲」の豆は合わなかったのかな？ なんてね。
「すなば珈琲」と共同開発なんで、問題ないと思いますけどもね。
★「すなば珈琲」のVSスタバ 大ピンチキャンペーンの効果
こうしたグッズを出し、世界規模のコーヒーチェーンと戦う「すなば珈琲」。実はピンチを逆手にとったキャンペーンで全国ニュースの話題となり、経済効果は34億円を超えているそうです。そして全国的に認知された「すなば珈琲」効果か、昨年2016年は鳥取県がコーヒー購入額日本一にもなっているそう。そうした経済効果に一役買ったアイテムをいただき、そしていつか鳥取の「すなば珈琲」に行ってみようかと思う、お土産。
確かにこれは、ご当地の知名度を上げ、観光に一役買う、まさに地方創生の成功例と言えるかもしれません。
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