- 2016年12月24日12:00
高田馬場「バインミーシンチャオ」オープン!先行し認知度高い行列店「バインミー★サンドイッチ」と食べ比べ!
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漫画原作者、猪原賽(@iharadaisuke)ですこんにちは。私が日々仕事に通う高田馬場のエスニックな話題。
ベトナム風サンドイッチショップ「バインミー★サンドイッチ」のお膝元・高田馬場に、新たなバインミーショップ「バインミーシンチャオ」がオープン! これは挑戦状か、二匹目のドジョウなのか――
高田馬場“バインミー”戦争
バインミー★サンドイッチ
VS バインミーシンチャオ
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★新しいバインミーサンドショップ発見

高田馬場・早稲田通りに見慣れない店を発見。「バインミーシンチャオ」。ベトナム風のサンドイッチを販売するお店のようです。

店頭には、日本センスではなさそうなマスコットキャラクターのぬいぐる……

あっ、これ、中に人が入って腕を出す、着ぐるみだ。その名も「ミチャ」さん。バナナの精かな? なんなんだこれ。
……というゆるキャラ問題は置いておいて、とにかく外国人センスがにじみ出ちゃってるこの感じ。気になる。
(ちなみにここはカレーショップ「オニオン」跡地。「カレ衛もん」にしろここにしろ、なぜわたくしのお気に入りカレースポットが高田馬場から消えていくのか……)
★高田馬場のバインミーと言えば「バインミー★サンドイッチ」

何が気になるかと言うと、高田馬場には人気のサンドイッチショップがあります。それがこちら、「バインミー★サンドイッチ」。
カナダ留学時代に発見し気に入ったベトナム風サンドイッチ「バインミー」を、日本でも食べられるように……! と、日本人店主が開いたバインミー専門店。(その他ベーグルなども販売している。詳細は高田馬場新聞の取材記事を参照ください。)
お昼時となるとこのように行列となる、今や高田馬場の行列スポットになっています。
そんな高田馬場に、新しい、「バインミー★サンドイッチ」とは関係なさそうなバインミー屋さん。気にならないわけがない。というわけで……
★「バインミー★サンドイッチ」と「バインミーシンチャオ」のバインミーを比べてみよう!

こちら、「バインミー★サンドイッチ」の「ベトナムハム&レバーペースト」(550円/追加パクチー70円)。パクチー大好き猪原さん。ついついいつものようにパクチー追加してしまったのが、ちょっと「比べる」には失敗だったかも。

なぜなら、こんな山盛りパクチー。もし「バインミーシンチャオ」では追加できなかったら、ビジュアルからしてズルい。比べらんない。そして、その悪い予感は的中した。

こちら「バインミーシンチャオ」の「ミチャバインミー」(530円)。オリジナルの紙のパッケージが、お金かかってそうでいいですね。
ちなみに、「ミチャバインミー」の具は「チャーシュー、ベトナム豚ハム、レバーペースト、なます、ねぎ、きゅうり、パクチー」と、「バインミー★サンドイッチ」の「ベトナムハム&レバーペースト」とほぼ変わらない内容。どうやらこれが、ベトナム現地のバインミーの基本スタイルみたい。
そして気になる中身は――

ご、ごめん……。パクチー追加できなかった。この勝負、最初から分が悪いよ……。

並べるとこう。下「バインミー★サンドイッチ(パクチー増量)」、上「バインミーシンチャオ」。

スライスすると、こう。「バインミー★サンドイッチ」はなますの量と、増量した分のパクチーのボリュームがすごい。

こちら「バインミーシンチャオ」。さらにちょっとスライスする箇所を間違えた。もうちょっとなますも入ってるよ! 具が少なく見えてしまうのは、わたくしの切り方がよろしくなかっただけです。
★「バインミー★サンドイッチ」の「ベトナムハム&レバーペースト」について

人気店で、私自身も時々お世話になっているお店のひとつ。「バインミー★サンドイッチ」は、レバーペーストの癖になる味と、なますとパクチーの野菜多め(パクチーいつも増量するから当たり前だけど)なヘルシーさが、人気の秘密。
パンは独自開発・自家製の、現地・ベトナムのバインミー(※ベトナム語で「パン」という意味の総称。フランスパン/バゲットに近い)に近いものを使用し、カリッと薄い表面に、押せば潰れるほどの中身の柔らかさが特徴です。
最初の歯ざわりカリッと、その後、野菜のシャキシャキ感、ベトナムハムのボリューム感、そしてレバーペーストの香りがアクセントに入ってくる、日本やヨーロッパではなかなか味わえない、エスニックなサンドイッチ。ハマるんですよね〜、これ。
▲高田馬場新聞さんの取材記事よりバインミー★サンドイッチの「ベトナムハム&レバーペースト」の写真。私のオーダーのパクチー増量ぶりがわかる(2014年2月の記事)
★「バインミーシンチャオ」の「ミチャバインミー」

さて、一方「バインミーシンチャオ」の「ミチャバインミー」です。
こちらもカリッとしたパン(バインミー)の食感に、パンはややしっかりタイプ。ネギとキュウリは、「バインミー★サンドイッチ」には入ってないですかね。
また、先行する「バインミー★サンドイッチ」と特に違いを感じる点は、ソース。魚醤入りチリソースと思えるソースが2回に分けてふりかけてあり、その甘酸っぱさがベトナムハムだけには頼らない、エスニックな風味をブーストしています。
「バインミー★サンドイッチ」がベトナム風の入門編なら、「バインミーシンチャオ」のほうが応用編、いきなり入るとややハードル高い味と言えるかもしれません。
★どっちもおいしい、“バインミー”流行る!

さて、パクチー増量しちゃって比べるにはどうもハンデ多すぎな食べ比べ対決になってしまいましたが、私の評決は、どちらにもどちらの良さがあり、どちらもそれぞれおいしい、ということになります。

なお「バインミーシンチャオ」は、カウンター内に具材が並び、サンドイッチチェーン「サブウェイ」的に、バインミーが作られる過程を直で見られるのが楽しいです。
なますがどうしても水分が多く、作り置きできないのがバインミーの欠点。「バインミー★サンドイッチ」ではカウンターの裏手にキッチンがあり、作っている過程が見られないのが、なんだか残念だったんですよね。
また、「バインミーシンチャオ」は、店員さんがベトナム人。流暢とは言えませんが、日本語でニコニコ、苦手な具材はないかどうか確認しながらバインミーを作ってくれる様子が、とても好感持てます。
(「バインミー★サンドイッチ」にもベトナム人スタッフがいるそうですが、キッチン内が見えないのでわからない。)

▲「バインミーシンチャオ」のメニュー(チラシより)

▲「バインミー★サンドイッチ」のメニュー(店頭看板より)
「バインミーシンチャオ」は、イートインもできる席があり、ベトナムコーヒーなどのドリンクも提供。
「バインミー★サンドイッチ」は、イートインというほどのスペースはなく、外にベンチがある程度ですが、もっちりパン(ベーグル)などの商品もあり、週替り、月変わりのマンスリーバインミーなどの変化が楽しい。
最初は「バインミー★サンドイッチ」の人気に当て込んだ「バインミーシンチャオ」の仕掛けた戦争かと、煽るような意地悪心で見てしまったわたくしです。ごめんなさい。
どちらにもどちらの良さがあり、共存し、「バインミー」というベトナムの食文化の風を高田馬場から日本に吹かせる――相乗効果を私は期待したいです。
バインミー★サンドイッチ
新宿区高田馬場4-9-18
(11:00〜売り切れまで/日・月休み)
http://banhmi3.exblog.jp//Twitter
バインミーシンチャオ
東京都新宿区高田馬場4丁目13−9
Facebook/Twitter
(10:00〜21:00)
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