2016年08月26日07:30

東京駅で買える広島ご当地グルメ駅弁「とろ〜り煮あなごめし」

カテゴリ▶: 食品・菓子・弁当; 東京中部; mixiチェック

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漫画原作者、猪原賽（@iharadaisuke）ですこんにちは。

“広島の味”と言えばまず第一に出てくるのはお好み焼きですが、地元の人間に言わせると「あなごめし」だそうですね。広島に気軽に行けない人は、東京駅の駅弁売店「駅弁屋祭」で「とろ〜り煮あなごめし」を買えばその味の片鱗を味わえそうです。

広島の味！駅弁
「とろ〜り煮あなごめし」

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★広島のソウルフード「あなごめし」とは

あなごめしとはあなごを蒲焼きにしてご飯に乗せた広島県宮島の名物料理です。
（トラベル.jp＜たびねす＞より）

トラベル.jpによれば、宮島の「うえの」というお店が「あなごめし」の発祥店。

「あなごめし」はテレビ番組『秘密のケンミンSHOW』でも紹介された広島県民のソウルフードで、その姿はうな重にも似ているのですが、味わいはさっぱりとしており、
「飲んだ後の〆にウナギは食えないけど、あなごめしならさっぱり食える」とインタビューで答えていた広島県民が印象的でした。

「あなごめし」は蒲焼き重ですから見た目はうな重に似ていますが、その特徴は「メシがあなご出汁の炊き込みご飯」だということ。
穴子はウナギに比べて脂と身のボリュームが少ない分、メシにひと工夫し、あなごとメシの一体感が味わえるわけですね。

上掲の「うえの」では「あなごめし弁当」を駅弁として販売。しかし限定数の関係か、どんなに日本各地の駅弁の集まる東京駅でも「うえの」の「あなごめし弁当」は買えません。地元広島・宮島でしか買えない、文字通りの地元メシ。

ですが、今回紹介するのは別の駅弁メーカーの広島駅弁――

★「とろ〜り煮あなごめし」がうまい

その名も「広島駅弁当株式会社」が製造する「とろ〜り煮あなごめし」は、東京駅の「駅弁屋祭」で買うことが出来ます。

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駅弁なので当然冷えています。が、敷き詰められた穴子はその名前どおり、冷たいままでもとろ〜りとやわらかい煮加減です。タレは後がけで、うっすらと味を含んだ穴子はさっぱりとした味わい。

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元祖「うえの」の「あなごめし」同様、出汁で炊いたメシは、メシ単体でも旨味あふれてます。
ですがこれに蒲焼きのタレのパンチを足した上で、さっぱりしたやわらか煮穴子と共に口に運べば、味わいが一体化し、旨味2倍、3倍！

こってりしていないので、東京から各地へ向かう新幹線の中の景気付けの一発にも、朝からイケそうな。

冷えた駅弁でこんなにおいしいんだから、広島の現地・本場のあなごめし食いたいなー！　このまま広島に向かう新幹線ドコ〜！！？　なんて思いましたよ。

★都内でも食べられる？「あなごめし」

ちなみに、都内某所の広島料理店でも、「穴子重」を発見。食べてみました。

こちらは実はメシは普通の白米で、うな重の具が穴子に転用された姿。ちょっと拍子抜けしたので具体的な店名は伏せておきます。ただ、他にもその名もずばり「あなごめし」という他メニューや、おそらく出汁炊きであろう「穴子釜飯」が品切れで食べられなかったことだけはフォローしておきますね。