- 2016年04月01日17:00
あなたは“ゆべし”と聞いてどんな形を思い浮かべますか?
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「ゆべし」と言ってあなたが思い浮かべる形はどんな形ですか? 少なくとも私は、こんなヒトデみたいな形ではありませんでした。
こちらは福島県郡山市「かんのや」の「ゆべし」。
なんと、中には餡が!
私の知っているゆべしは棒板状ですが、ゆべしは東北から北関東を中心に散在する郷土菓子で、その形状はさまざまあるそうです。
ゆべし(柚餅子)とは、本来柚子の実を使った菓子であるが、全国各地でその形状・味・製法はそれぞれ異なり、その土地々で様々な系統の“ゆべし”が存在しております。
東北地方で“ゆべし”というと、柚子は使用せずに胡桃(くるみ)を入れた四角形の餅菓子が一般的ですが、かんのやの“家伝ゆべし”は、また違った分類と言えます。
円形の薄いゆべし生地で、あんを包み込み独特な形に蒸しあげた、「あん入りのゆべし」で、東北でありながら独自の“ゆべし”を確立
(かんのや公式サイトより引用)
鶴が翼を広げたように見える家伝ゆべしの独特の形は、その昔三春城主"田村義顕"公の祖先"坂上田村麻呂"が2羽の鶴に育てられたとの故事に由来
(かんのや公式サイトより引用)
私の知るゆべしは、こんな形。餡は入らず、そうそう、クルミが入ってるんですよね。
餡入りの郡山の「ゆべし」の形も、ぜひ覚えておきましょう!
家伝ゆべし 16個入