- 2016年03月09日17:00
ウッカリカサゴ?チカメキントキ?対馬の貴重な“魚”を漁師さんから直接送ってもらえる通販サイト「UOISEA(ウォイシー)」
当ブログはアフィリエイト広告を利用しています
お魚だいすき系漫画原作者、猪原賽(@iharadaisuke)ですこんにちは。
今回はお店の紹介というか、対馬の海の幸を広めたいという友人が、対馬の漁師さんから直で送ってもらった魚を、寿司屋に持ち込んで有志で食べたという話です。届いた魚は「ウッカリカサゴ」「チカメキントキ」……なんだそれ。
「対馬の海の幸」幻の魚・ウッカリカサゴ
★当ブログ管理人原作の著書!
オーバーペイントRe:PAINT
posted with amazlet at 16.01.06
賽の目記ブックス (2016-01-08)
売り上げランキング: 1,615
売り上げランキング: 1,615
ストリート・アート“グラフィティ”をテーマに描き下ろし!猪原賽×横島一のKindleコミック『オーバーペイントRe:PAINT』ぜひお買い求め下さい!
描き下ろし31ページ+未単行本化読切60ページで【250円】!
>> Amazon.co.jpで「オーバーペイントRe:PAINT」をチェック!
★対馬の海の幸を手に入れた!
すいません、まるっと魚そのものの写真はありません。対馬の漁師さんが直で釣った魚をお届けするECサイトがあります。その名も「漁師直送魚市場UOISEA(ウォイシー)」。
友人が、そんなサイトに魚を提供している漁師さんから「対馬の寒ブリ」を送ってもらって食べる会を催しました。
しかし時期的には対馬では寒ブリが終わる頃。「UOISEA」は漁師さんがその日釣って締めた魚を出品して販売するサイトですので、そう期日に合わせてちょうどよく釣れるかは、時の運。
そして当日、かねてより交渉していたお寿司屋さんに届いた魚は……
- ウッカリカサゴ
- チカメキントキ
- サワラ
ウッカリカサゴ? チカメキントキ? いったいどんな魚なんだ……?
★ウッカリカサゴ
ウッカリwww
安倍宗明(著明な魚類学者)が和名を整理、名づけることにいそしむうちに、ほとんど名づけ終わったと安堵していたら、なんと毎日見なれたカサゴが別種であり、これを発表し忘れていた。「うっかり論文を発表し忘れたため」。
「他のカサゴとうっかりすると区別がつかないカサゴ」でウッカリカサゴになった
(市場魚貝類図鑑より引用)
ちなみに後述する寿司店の大将が言うには、「初めて見た」。カサゴはともかく、ウッカリカサゴとなると幻の魚のようで。
★チカメキントキ
ウッカリカサゴが幻であることは寿司屋の大将から聞きましたが、こちらチカメキントキも「主に産地で消費される」という意味では幻の魚でしょう。
キントキダイ科ではもっとも入荷量が多いが、それでも通年見られたり、探して探せるものではない。
都市部などではあまり一般的な魚でではない。
白身で味がよいのだが、産地などで主に消費されている。
(市場魚貝類図鑑より引用)
そんな魚が食べられるのは、対馬の漁師さん直送の魚だから……!
★対馬の幻の魚を食べてみた
まずはお刺身で。ウッカリカサゴ、チカメキントキ、サワラの対馬産3種の魚と、お寿司屋さんの用意しているネタからの盛り合わせ。さて、どれがどれでしょう。
正解はコチラ。
なんとも説明しようのない旨味、もっちり感。そして臭みなし。なかなか食べられない幻の魚だけに、どう例えたらいいのやらw
サワラは焼き物としてもいただきました。サワラこそメジャーな魚で、これまで何度も食べたことがありますが……脂のノリ、身のふっくら加減が最高! 正直、これまでの人生で食べたサワラの中で最高でした。
一応「晩の酒宴」という形で集まって食べたものですが、ものすごくご飯が食べたくなる味。ご飯と味噌汁で朝にいただいたら、ご飯何杯でも食えるんじゃないかという勢いで。
これはチカメキントキのあらをまるっと焼いてもらったもの。ほじくり、吸い出し、骨をしゃぶるように食いました。今思えば、アラ汁も欲しかったかなw
そして〆には、もちろんお寿司。お寿司屋さんに来ましたからね、もちろん寿司ネタにウッカリカサゴ、チカメキントキ、サワラが入っています。刺身で説明したのでどれが何かはわかりますよね?w
★「UOISEA」で魚を買おう
「漁師直送魚市場UOISEA(ウォイシー)」は対馬の漁師さんが、その日釣って締めた魚を、ご家庭に直送する通販サービスサイト。
なので常に商品があるわけでなく、出船中の船上で漁師さんが「販売したい!直で届けたい!」という魚を出品した時だけ商品が現れるという、ほぼ幻の通販サイト。
事実、記事執筆時点でも何も出品されていませんでしたが、過去の実績は残っています。直近だと「詰め合わせ」や「ブリ(6kg)」などが販売されていたようです。
その“幻”感、きちんと漁師さんが釣果を直で届けるというリアル感がありますねw
また、まるっと1匹や詰め合わせが届くということは「ご家庭」でさばく技能のある人がいなくてはならない。今回のように、馴染みの酒場に届けて調理してもらったり、「飲食店」が旬の魚を手に入れる仕入先として利用すると良いかもしれません。
漁師直送市場UOISEA(ウォイシー)
http://uoisea.com/
★会にご協力いただいた寿司店
今回「対馬の魚を食べる会」にご協力いただいたのは、高円寺駅が最寄りながら住所は中野、「もろ寿司」さんです。
会のメンバーに常連さんがおり、今回特別にご協力いただけることになりました。
皆さんも融通きいていただける馴染みの店があれば、「UOISEA」で買って直送してもらう魚でパーティなど楽しんでみてはいかがでしょうか。
壱(もろ)寿司
東京都中野区大和町1丁目32−3
対馬産干物セット 3種類7枚 【丸徳水産 】【あじ開き】【とびうお開き】【カマス開き】