- 2016年02月14日12:00
北海道・旭川のご当地駄菓子!95年の歴史ある「ビタミンカステーラ」とは
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ご当地B級グルメ大好き系漫画原作者、猪原賽(@iharadaisuke)ですこんにちは。
北海道に帰省した友人が「北海道民が全国区と思い込んでいる地元でしか食べられないお菓子」をおみやげにくれました。その名も「カステーラ」。なにこれ、見たことない。けどなんだか懐かしい……
北海道民のソウルフード「カステーラ」
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★北海道ご当地駄菓子「カステーラ」
北海道民の友人が帰省の土産として届けてくれた「カステーラ」。
友人「猪原さん、これ、見たことありますか?」
――ない。なにこれ。
友人「北海道民なら、必ず食べたことのある駄菓子です。おばあちゃんちの菓子戸棚に必ず入っている“おばあちゃんのお菓子”。おかげで北海道民は、全国区のお菓子だと思ってます。で、津軽海峡を渡って初めて、ご当地ものだと気付くんです」
駄菓子というにはけっこうボリュームのある「カステーラ」。
その友人は「北海道民のソウルフード」と言いますが、そのメーカーは旭川。広い北海道全地域でもご当地ソウルフードなんでしょうか?w
★誕生95周年!の歴史ある「カステーラ」
旭川人、いや北海道人であれば一度は食べたことがあるのではと思われるのが、大正6年に旭川で創業した高橋製菓(高橋治夫社長)の銘菓「ビタミンカステーラ」。「当時は日本も参戦した第1次世界大戦が終結したころで、食べ物が不足し、栄養失調になる子どもも多かったといいます。そんな中で、安くて、栄養価値が高いものとして考えられたのが、この商品だと聞いています」と話すのは、秋元忠雄常務です。
(かみかわ「食べものがたり」より引用)
「カステーラ」ですが、「ビタミンカステーラ」が正式名称のようです。来年創業1世紀(!)を迎える高橋製菓が、大正10年(1921年)に販売開始したという、旭川の超ロングセラー商品。
「安くて、栄養価が高いこと」を目標に製造がスタートしたビタミンカステーラ。小麦粉の量を増やす一方で、卵も砂糖も減らしたため水分が少なくなり、日持ちがするよう改良されています。学校給食用に使われていたビタミンB1とB2を入れたのが最大の特徴です。
(かみかわ「食べものがたり」より引用)
――で、これ、いくらなんですか?
友人「80円くらいですかね」
――安い。
ちなみに、そんな北海道ご当地駄菓子「カステーラ」を食べた私の感想は、「ぜったいどこかで食べたことあるなコレ」。
長持ちするように玉子と水分を少なめにした結果、食べるとバッサバサで口の中の水分をもっていかれる感じ。素朴なカステラ味……
……これは、ちょっと高級かな。アーモンド型の安っぽいカステラ、ありましたよね。「ヤマザキ・アーモンドカステラ」。あれに近いかなー。
ぜひ、北海道を訪れたら、お土産に「カステーラ」を! これぞ北海道・旭川の、全国に伝えるべきご当地グルメです!
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