- 2016年01月12日17:00
「10分どん兵衛」に物申す!「赤いきつね」を忘れるんじゃねえ!!!
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カップ麺大好き系漫画原作者、猪原賽(@iharadaisuke)ですこんにちは。
昨年末にわかに「10分どん兵衛」というフレーズがバズりましたが、誰しもが思ったであろう「赤いきつね」の立場は……? という実証実験です。つまり「10分どん兵衛」と「10分赤いきつね」を同時に作って食べてみた、という安直なネタです。
10分どん兵衛VS10分赤いきつね
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★知ってたけどすごい「10分どん兵衛」というフレーズ
ちょっと時間が経ち過ぎたカップ麺、意外に好きだという方もこれまで多い。単に「10分どん兵衛」という言葉がキャッチーだっただけ(あとそれに日清が公式に乗っかっちゃったという悪乗り)でバズったんです。潜在的にみんな知ってた。
もちろん、そこに「10分どん兵衛」という“口に出して言いたい日本語”を当てはめた、マキタスポーツさんの勝ちです。「知ってた」けど「すごい」。「10分どん兵衛」というフレーズ。
さて、そこで「赤いきつね」です。私はどちらかというと「赤いきつね派」なんです。というのも、日清の「どん兵衛」は麺を改良し、生麺の味わいに近いようにおいしい麺になった。余計なお世話なんですよ。
俺は、昔ながらの、スープに浮くスッカスカの麺が好きだったの!
そういう意味では赤いきつねが、従来どおりのスッカスカ麺で好き。そういう理由。
しかしにわかにバズった「10分どん兵衛」。10分経ってもおいしいのは、改良された麺のコシが強いから?
昔ながらの「赤いきつね」は、10分の調理に耐えられず、スッカスカを通り越してグッズグズになるのか?
というわけで、これは「10分どん兵衛」に「10分赤いきつね」を対抗させるほかない。
★「どん兵衛」と「赤いきつね」比べてみた
フタを開けて、粉スープを入れてみた。
熱湯を注いで、フタをきちんとしめる。
そして10分後。左・10分どん兵衛、右・10分赤いきつね。
これまで両者を並べて食べたことなかったけど、けっこう違いがあるもんですね。
特にお揚げ。こちらは「どん兵衛」のお揚げです。ふっくらと厚みがあり、出汁をたっぷり吸い込んでいるんでしょうね。
赤いきつねのお揚げは、ややぺったり。
ただし、どん兵衛の具はお揚げのほか、カマボコのみですが、
赤いきつねのほうには、カマボコと玉子が具に入っています。ここ、明確な違いです。
★まずは話題の「10分どん兵衛」を食べてみる
既定の5分の倍、時間を置いたにも関わらず、意外に麺がしっかりしている印象。つるっとしたのどごしが楽しめる。ほんのすこしぬるくもなっており、猫舌には助かります。
当然、コシはないです。……が、コシなんてなくっていいんだよ! カップうどんなんてさ!!
崩れずきちんと麺の形状を残したまま、やわらかい麺をすする。このやさぐれ感がいい。てゆーかこちとら25年前の高校生時代から、「どん兵衛肉うどん」を7、8分くらい待ってたよ。
大量のうどんを口に頬張って、本当にうどんなの? という麺をもっちゃもっちゃと噛みしめるのが好きだったんだ。
そうです、日清はカップ麺を改良してきた。「まるで生麺!」を旗印に!
さっきも書きましたが、余計なお世話なんですよ。カップうどんのうどんは、生麺のうどんとは別物! 「カップうどん」という食べ物なの! ヘタに生麺に似せてどうするんだ!! こちとらスープに浮くスッカスカの麺が好きだったんだよ!
……と、思っていた。「10分どん兵衛」。昔ながらの「カップうどん」の味わいになる。
では、「赤いきつね」は、昔ながらのあの麺は、10分置くとどうなるのか――
★「10分赤いきつね」を食べてみる
さて、お次は「赤いきつね」です。どん兵衛に比べ、やや薄く見えるお揚げでしたが、食べ比べてみると、うどん自体もやや薄いことがわかりました。幅広で、薄いうどん。
もちろん「10分どん兵衛」同様、過去の「すっかすかなカップうどん」の謎麺仕様になってます。ちょっと懸念した、10分置くとグズグズになる疑惑、軽く解消しました。なんともないです。むしろ、安心するほど、従来どおりのカップうどん麺です。良かった。
10分伸ばすことで麺の表面がつるりとすることも、10分どん兵衛同様です。両者に明確な違いはありません。単純に、どん兵衛に比べ薄い分、麺は口に運ぶと「ぴろぴろっ」とした食感があります。
★「10分対決」は引き分けとしか言いようがない
10分置くかどうかに限らず、両者の明確な違いは、透き通った醤油色の「どん兵衛」(左)と、やや濁った醤油色の「赤いきつね」(右)。
10分置くと、日清自慢の改良麺も、従来通りの赤いきつねの麺も、そうそう違いはありません。両者とも、昔ながらのジャンクな、「THE インスタントうどん」の味わいが楽しめます。
あとは、麺の厚さによる食感の違いかな。
ズズッと太麺をすする楽しみのある「どん兵衛」、
ピロピロッと跳ねる感覚が楽しい薄麺の「赤いきつね」。
もうひとつ加えるなら、お揚げの形状。
ふっくらとした厚みのある、ジューシーなお揚げの「どん兵衛」、
しっかり目で、いなり寿司のアレみたいな味わいのあるお揚げの「赤いきつね」。
出汁の味も含めて、それはもう、個人の好きずきでしかないと思います。その上で……10分おく、カップうどん。これもきっと、個人の好きずきなんだろうなとw
私は今後、カップうどんはどの銘柄を買っても、10分待とうと心に決めました。
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