- 2015年12月25日07:30
菓子職人は“上方”で修行し新潟を目指す!?新潟土産・大阪屋の「醤油餅」
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新潟土産の「醤油餅」もらったんですけど……
かつて新潟県人には「大阪」へのあこがれがあったんでしょうか? だってこれ……
新潟の菓子なのに「大阪屋」。
いや、別に、屋号の問題。創業者が大阪さんとか、そういう……
初代、岡嘉平は、当時、彦根藩領であった近江の国犬上郡石畑村(現滋賀県犬上郡豊郷町石畑)に生まれ育ち、長じて志しを立て、大阪に出て菓子修行を行いま した。これが社名の由来と伝えられています。その後越後新潟に移り住み、現・新潟市横七番町通に菓子舗を構え「浪花堂大阪屋」と号したのが安政五年(西暦 1858年)のことでした。
(新潟大阪屋公式サイトより引用)
うん、滋賀の人が、大阪で修行したから、大阪屋。しかも創業時は「浪花堂大阪屋」さんですか……ん? なにわ……
■元祖・柿の種「浪花屋」の「大辛口柿の種」食べてみた
柿の種の元祖、「浪花屋」も、新潟のせんべい屋さん。
「浪花屋」の創業者は、大阪のあられ作りを参考にしたので「浪花屋」という屋号にしたといいます。
「大阪屋」の創業者は滋賀出身、そして「大阪」の看板を背負って新潟で独立。
菓子職人は菓子修行をするのに上方・大阪を目指す――という時代があったんでしょうね。
ところで「醤油餅」ですが、くるみ入りで食感も楽しいたまり醤油と砂糖の味わい。素朴で懐かしい味がします。
元祖 浪花屋 柿の種進物缶【27g×12袋】 1セット