- 2015年12月27日12:00
ゆで玉子の殻の内側の「薄皮」が2枚ある件
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「ゆで玉子」の殻を剥くと、薄皮あるじゃないですか。
「あれ、2枚あるよね?」と問うとみんなビックリするんで、ちょっと調べてみました。本当に2枚あるんですよ。
おわかりでしょうか? ゆで玉子の殻をむき、薄皮を1枚破いたところ。しかし中の白身の表面に、もう1枚薄皮が。
これは正式名称「卵殻膜」と言います。殻は「卵殻」。その下、白身を覆う薄い皮が「卵殻膜」。そして「卵殻膜」は「外卵殻膜」と「内卵殻膜」という二層構造になっている。
その説明は、鶏卵と関連商品を販売する京都のナカデケイランのサイトに詳しいです。引用します。
外卵殻膜と内卵殻膜の二枚に分類されます。外膜は卵殻の内面に密着し、内膜は卵白の表面を包み込むように密着しています。
この二枚は背中を合わせるように密着しており、産卵後、卵が冷えた際に分離して気室を作ります。
(株式会社ナカデケイラン公式サイト内「卵の構造」より引用)
写真を拡大してみます。おわかりですか? たしかに「卵殻膜」が2枚ありますよね。
卵殻(カラ)に貼り付くように1枚(外卵殻膜)、白身に貼り付くようにもう1枚(内卵殻膜)。
本来2枚ぴったりくっついて、まるで「卵殻膜」が1枚かのように皆さんは思っている。
しかし、ゆで玉子をおしりの方から割り、カラを割ると、そこには「気室」という空洞がある。
その空洞は、カラに張り付いた「外卵殻膜」と、白身に張り付いた「内卵殻膜」の間に出来た空洞であり、「薄皮」が2枚あることを発見できる――というわけです。
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