- 2015年12月16日12:00
食べればアタマがよくなる!?懐かしの「頭脳パン」
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アタマが良くなりたかった漫画原作者、猪原賽ですこんにちは。
先日、昔なつかし「頭脳パン」を見つけ、思わず買ってしまいました。これを食べたらアタマが良くなる……? と、大学時代によく大学生協のパン売り場で買って食べてたんですよね。頭脳パン。でもこれ……
「頭脳パン」とは何か
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★「頭脳パン」って知ってる?
「頭脳パン」とは、1990年代、東大生協で販売されているパンとしてマスコミに紹介され、アタマのよくなるパンとして人気でした。
東大には遠く及びませんが、90年代中頃、我が母校・武蔵大学でも「頭脳パン」は販売されていましたよ。たぶん生協で武蔵高生が頭脳パンを買い占め、アタマがよくなり、そのまま大学に上がらずにみんな東京大学に入ってたんだと思います。(武蔵大学附属高校は、そのままエスカレーターで武蔵大学に上がらず、東大や難関私大へ流出するものらしいです。)
でも、その時食べていた頭脳パンと、この頭脳パン、なんだか違う……
こんなマークだったっけな?
★「頭脳パン」とは「頭脳粉」を使ったパン全般をさす
頭脳パン(ずのうパン)は、石川県金沢市の金沢製粉が製造する「頭脳粉」を原料としたパン。
1960年頃に推理作家で医学博士の木々高太郎が著書『頭のよくなる本 - 大脳生理学的管理法』で提唱。通常の小麦粉にビタミンB1を100グラムあたり0.17ミリグラム以上配合した「頭脳粉」を原料とした。このビタミンB1により脳の働きが活発になり記憶力や思考力が良くなるとしている。これは、脳が必要とするエネルギー源はブドウ糖のみで、この分解にビタミンB1が必須なためである。(だが、栄養失調状態でなければビタミンB1だけが不足することはなく、摂取しすぎても排出されるだけである)
当時は複数の製パン業者と製粉業者が加盟する「頭脳パン連盟」なる団体(任意団体)まで結成されていたが、現在は活動休止(但し多くの製品パッケージには連盟の表記は健在)。
(以上、Wikipediaより引用)
なんと、まず「頭脳粉」という小麦粉ありきで、その頭脳粉を使ったパンは、あらゆる製パン業者が「頭脳パン」として売っていた……。
つまり、私の記憶の中の頭脳パンは、おそらくは今回買った伊藤製パンとは違うメーカー製のパンだったんだな……。
★「頭脳パン」は製粉会社の商標
なお、「頭脳パン」の商標権は、「頭脳粉」を販売している「金沢製粉」が所有しているそうです。
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