NewsACT

あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

日本のインディゲームシーンのリアルを伝えるフランス人監督のドキュメント映画『Branching Paths(ブランチング・パス)』2016年1月公開予定!

BranchingPaths_Visual
漫画原作者・猪原賽です、こんにちは。私の友人でもあるイラストレーター・マンガ家のRIKIさんも、ゲームクリエイターとして出演する――日本のインディーゲーム・シーンを取材したフランス人監督のドキュメンタリー映画が、2016年1月に公開されます。タイトルは『Branching Paths(ブランチング・パス)』。

★NewsACT管理人原作のコミックス★

放課後カタストロフィ(2) (ヒーローズコミックス)
猪原 賽 平尾 リョウ
小学館クリエイティブ (2015-10-05)
売り上げランキング: 8,919


★まだまだ現役!?8bit機

38
(画像はBranching Paths: Teaser / 公式発表ティーザーよりキャプチャ)

2015年――『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでマーティが向かった遥かな未来。まさかそんな時代に、未だにファミコンが現役で稼働していることを誰が想像したでしょう。

次世代機と呼ばれ、どんどん高画質、高性能、そして高予算になっていくコンシューマーゲーム。

そういう「大きな流れ」から外れ、8bit機等を使い、低予算・独立(インディペンデント)でゲームを作っている日本人ゲームクリエイターを取材したドキュメンタリー映画が、来年公開されます。

タイトルは『Branching Paths: A journey in Japan's independent game scene』。


★日本のインディ・ゲームクリエイターに着目したドキュメント

BranchingPaths3

世界では、多くのプレイヤーが、少年少女時代に遊んだかつての刺激的でわくわくするゲームを待ち望んでいる。

独創的で創造性の高い自由への希求を志す業界のベテランや才能ある若者たちは、独立す­るという答えに辿り着いた。

日本には、独立したクリエイターが活気溢れるコミュニティーを生み出してきた歴史が、­巨大なメディア企業が支配する業界の中にさえある。コミックマーケット(コミケ)や、­類似のイベントが百万人を越す参加者を年中魅了している。

ここ数年を経て、日本のゲーム業界はこのインディペンデント・クリエイターの影響力と­、生まれたばかりのシーンの勢いに着目し始め、2013年には、Tokyo Game Showが公で初めてインディークリエイターを主役に据えたブースを展開することにな­った。

Branching Paths公式サイトプレスリリースより)


静かに進行し、活動する日本のインディ・ゲームクリエイター達。彼らは当然、誰かに支援されることなく、身銭を削ってゲームを作っています。そうして発表されたゲームは、海外にこそ(販売)活路があるのでは? というムーブメントになっており、事実、熱い視線を向ける海外(フランス)が、大きな期待を持って見ている。それがこのドキュメンタリー映画の発端であり、来年1月、いよいよ完成・上映となるわけです。

BranchingPaths8
日本の一般的なゲームプレイヤーに見えない場所で、しかしそんな人達に届けたくてゲームを作っている日本人クリエイター達の、多くの声、活動、そして成果物(ゲーム)が紹介されるドキュメンタリー。

しかし日本のゲーム業界は実際に変わりつつあるのだろうか? 独立の代償は何だろうか? なぜ日本の政府はこれらの貴重な活力へ投資や協賛をしないのか? これらは私たちが、このユニークなシーンだけでなくその根本にある文化をも理解するた­めに得た疑問である。その疑問に対する答えからは、芸術的な表現を模索する苦しみのみ­ならず、生き残りを賭けた葛藤の物語が伝わってくる。

Branching Paths公式サイトプレスリリースより)


BranchingPaths1
外国から見た日本のゲーム・インディシーン。それは国の投資や協賛を得ることなく、独立独歩で信じた道を歩くインディゲームクリエイターの苦しみ。そして海外への生き残りの賭け。

Branching Paths: A journey in Japan's independent game scene』は、そんな彼らのドキュメント。

観たい、知りたい、考えたい。


★出演者に聞いてみた

kira00
「今日は一日”ゲーム音楽三昧”」で話題の「キラキラスターナイト」RIKIさんに聞いた最新情報


こちらは、昨年8月の当ブログの記事。8bit機でゴリゴリと驚くほど鮮明に動く21世紀のファミゲーとも言うべき『キラキラスターナイト』を紹介したものですが、実はこのゲームの作者であるRIKIさん、今もさらなるバージョンアップを続けています。

そしてこのドキュメンタリー映画の出演者のひとりであり、私の友人です。

 ――出演おめでとう!

 RIKI「先日発表した『8BIT MUSIC POWER』に関しても取材されました。数年かけたプロジェクト……ものすごい緻密に時間をかけて取材されているんですよー」

※「8BIT MUSIC POWER」に関しては当ブログ・NewsACTで既報
21年ぶりの“ファミカセ”発売!?カセットで楽しむチップチューンアルバム「8 BIT MUSIC POWER」12月リリース!
2015-10-19-11-26-58


 ――正直、何度も遊びに行ったことのあるRIKIさんの仕事場が写っていて、おっ! と驚いたー。しかもこのドット絵のタイトル画像、RIKIさんの部屋っぽくない?

 RIKI「そうですか? 一般的なゲームクリエイターさんのお部屋の平均値……くらいのものじゃないですか?」

 ――Oh...

 RIKI「あとRIKIはゲームクリエイターというか、むしろやっぱりマンガ家でありイラストレーターなんですよ。だから映画では監督が『ゲーム業界の今』を追われていて、同じ目線で、客観的に他のクリエイターさん達の様子を客観的に見られて楽しかったですね」


2015年の現代に、今更ファミコンゲームを作ろうとしちゃうRIKIさん始め、インディーだからこそ出来ること、作れるゲーム、そしてインディーだからこそぶち当たる壁……このドキュメント映画は、要注目です。

Branching Paths: A journey in Japan's independent game scene
http://branchingpaths.jp/


(参考)RIKIさんの最新作!「8BIT MUSIC POWER」の告知サイト
http://riki2riki.com/html/0_sample_8bit.html

★ティーザー動画


海外のゲーム&パソコン ガイドブック
前田尋之
オークラ出版 (2015-04-25)
売り上げランキング: 203,858
インディゲームクリエイター Clickteam Fusion 2.5 Developer【ダウンロード版】 / 販売元:株式会社デジカ
インディゲームクリエイター Clickteam Fusion 2.5 Developer【ダウンロード版】 / 販売元:株式会社デジカ