- 2015年10月15日12:00
『なんと孫六』なんと復活!?さだやす圭新作『フォーシーム』にゲスト出演中
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月刊マガジン最長不倒連載だった『なんと孫六』。連載終了はしましたが、現在同作者のさだやす圭先生の新作『フォーシーム』にゲスト出演、相変わらずの不敵な態度でビシバシとやっております!
孫六ファンは絶対読むべき!
★『なんと孫六』特別読切読んだ?

月刊少年マガジン創刊40周年記念イヤーの今年。連載がWBT編の途中で突然ぷっつりと終わった『なんと孫六』が、なんと前後編の読切として復活。
物語はWBTが終了した後のエピソードで、おいおい、その間はどうしたよ!! と私は困惑しながらも、長年の孫六ファンとして楽しく読んだ。しかし、読切後編の柱に、思いもかけない言葉を見てぶっ飛んだ。
「さだやす先生はビッグコミック誌上で『フォーシーム』を連載中。こちらにも甲斐孫六、出ております!!」
出ておりますじゃねーよ、まさか、そんな、出版社をまたいでそんな告知を今更……!!
★ビッグコミック連載『フォーシーム』とは

慌ててコミックス買って来るマン。うわ、帯に孫六!?
長年の孫六ファンでありながら、さだやす圭先生の他誌での連載は、『ああ播磨灘』くらいしかまともに読んでなかった、俺。ファン失格。
『フォーシーム』は、引退も願われるロートルのピッチャー(クローザー)、逢坂猛史(36)が主人公の野球マンガ。
逢坂は日本球界から追い出されるように単身渡米。MLBの最安値価格での契約と安く買い叩かれつつも
「連続セーブで1ドルから倍々インセンティブ」契約。
1セーブで1ドル稼ぎ、2セーブで2ドル稼ぎ、3セーブで4ドル稼ぎ……
なんと現在ビッグコミック誌の最新話では、3,200万ドルを賭けた連続セーブなるか……!? という佳境にかかっています。
その背水の陣、崖っぷちの勝負……「負けたら即引退」を賭けた相撲マンガ『ああ播磨灘』のテイストもあり、なんですかこれ、さだやす節たっぷりの、激アツマンガじゃないですか。
私、既刊7巻、一気読みしちゃいましたよ。
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★崖っぷち1ドルクローザー・逢坂VSさだやすレジェンド・孫六

そんな崖っぷちクローザー・逢坂の、インセンティブ3,200万ドルを賭けた試合の相手は、なんと孫六。
連載が終わったはずの同作者のマンガの主人公がゲスト出演。逢坂の大きな壁として立ちはだかります。
しかし逢坂も孫六も、引くことを知らない純・さだやすキャラ。一方は青年マンガらしい、衰え始めたフォーシーム(速球)を経験と抜群のコントロールでカバーするロートルキャラ(逢坂)。一方は16歳でメジャー入りした、謎の“孫六ボール”を武器に執念と気迫でバッタバタと敵を薙ぎ倒して来た少年マンガらしい主人公(孫六)。

この対決、見逃せない……!! クッソ面白え!!!
『なんと孫六』の連載は終わってしまいましたが、こんな形で孫六に再会出来るとは、さだやす圭先生のファンサービス、なんともうれしい。
私は気付くの遅すぎましたが、そんな孫六ファンは他にもいるでしょう。ぜひ『フォーシーム』のコミックス、そしてビッグコミックでの連載、追っかけましょう。
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