- 2015年10月10日18:00
鮭の燻製珍味「塩引鮭の燻製」「白子の燻製」食べてみた
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右側のシャケはともかく、左側はタラコかな? 梅干しかな?
いえ、左の物体は「白子」です。そして両方とも“燻製”です。不思議な触感の燻製珍味を紹介します。
★「塩引き鮭」とは?
まずこちらは、「塩引鮭の燻製」。燻製以前に、まず「塩引き鮭」の説明から入らねばなりません。
「塩引き鮭」とは、新潟県村上地方に伝わる、伝統的な鮭料理。
オスの鮭を塩漬け・塩抜きし、寒風にさらして乾燥するという製法で作る、発酵食品。
簡単に言ってしまえばたった2行で説明出来ますが、村上地方の気候風土による作用か、塩鮭とも新巻鮭とも違う、味わい深い「鮭」になるのだそうです。
新巻鮭同様、1尾ものはひと味違う贈答品として喜ばれるらしい
★そんな塩引き鮭をさらに燻製!
そんな、既に歴史ある完成された鮭料理である「塩引き鮭」を、さらに燻製してしまうという暴挙に出た商品がコチラ。
さて、味の蛇足になってないと良いのですが……一旦置いておいて、もうひとつの燻製を紹介します。
★「白子の燻製」とは
こちらは「白子の燻製」。白子と言えば白い脳みそのような形状のタラの白子がまず頭に思い描けますが、なにやらこちらはまるっとした形状。
実はこちらも「鮭」。ただし新潟ではなく、北海道石狩の商品です。
さて、両方ともいただいてみましょう。
★塩引き鮭の燻製と白子の燻製、食べてみた
順番が前後しますが、左が「鮭の白子の燻製」、右が「塩引き鮭の燻製」です。
お酒のアテとして用意したので、マヨネーズと柚子胡椒を添えてみましたが、まずはそのまま食べてみる。
「塩引き鮭の燻製」は燻香と、ほどよい塩加減がおいしく、食感はやや硬め。蒸留酒に合う味です。
燻製は蛇足では? と心配しましたが、普通に食べるより酒のアテとして特化した、そのような印象。
しかし言ってみればわりと想像どおりの味で、そう驚きはありませんでした。
しかしコチラ「鮭の白子の燻製」は、かなりビックリ。まず見た目が梅干しみたい。そしてゆるっとした白子を燻製したものなので、水分が抜け切らないのか、箸で掴んだ感触も梅干しみたい。
ひとくち齧ると……「ムチッ」とした食感。白子独特のエグ味は抜けており、非常に淡白な味ながら、周囲にまぶした胡椒が良いアクセントになっています。
食感が何かに似ている……と考えて、ハッと思い出した。この食感、モッツァレラチーズに似ている!
こちらは醸造酒、ワインに合いそうな味わいでした。
巷はにわかに燻製ブームとなっていますが、こうした珍味を生み出す料理テクニックとして、ちょっと自分でも手を出してみたくなりますね。
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