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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 17:00

昭和8年誕生!<元祖>冷やし中華「揚子江菜館」の五目冷やしそば

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これが元祖「冷やし中華」です。

創業・明治39年。池波正太郎他・文士の愛した店、冷やし中華はここから始まった…という説のある神保町「揚子江菜館」に行って来ました。

池波正太郎も常連!100年の歴史ある「揚子江菜館」

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創業明治39年、100年以上の歴史のある老舗中華料理店「揚子江菜館」。

今一般的な「冷やし中華」は、一説には、こちらのお店の「五色涼拌麺(五目冷やしそば)」が原型なのだとか。

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あくまで「五色涼拌麺(五目冷やしそば)」は、数あるメニューの中のひとつ。他にも美食家としても知られる作家、故・池波正太郎氏が良く食べたという「上海焼きそば」も看板メニューになっています。

が、残暑厳しい2015年・夏。冷やし中華を食べたいですね! 入ってみましょう!


元祖「冷やし中華」の姿

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中華麺を冷やして食べた……という歴史は、昭和4年の文献にもあるそうですが、現在の冷やし中華のような「細切り具材を敷き詰めた」形は、ここ「揚子江菜館」にて昭和8年より提供されている「五色涼拌麺(五目冷やしそば)」に始まったとされています。

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富士山の形、積もる雪をイメージしたといううず高い容姿は、冷やし中華かくあるべきと思えるボリューム。

一般的な食堂や中華料理屋で冷やし中華を頼んでガッカリするのは、なんと言ってもぺたっと高さがなく、ボリュームの少ない時。足りないんですよ、量が。

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ですがこの五色に彩られた揚子江菜館の元祖・冷やし中華「五色涼拌麺(五目冷やしそば)」は違います。高さがすごい、量がすごい。

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そして錦糸玉子の下に隠れているうずらの玉子と肉団子のサプライズがうれしい。

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具をどけて掘り出す麺は、具材の富士山型の土台として、けっこうなボリュームあります。

スープはまさに「冷やし中華」。酢と醤油と砂糖の味。やや甘味が強いかな。でもだからこそ、辛子と合わせると美味いのかも。


元祖の強気か、値段は高い

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この元祖・冷やし中華「五色涼拌麺(五目冷やしそば)」は、実は1食1,510円也。

この値段なら確かに、ボリュームあってしかるべきとも思うのですが、「元祖」というブランド力、池波正太郎ご愛顧とあれば、まあもろもろの背景、歴史……ストーリー込みで納得かなw

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ただし、ランチタイムのサービスだったのでしょうか? 不思議な形状の「シュウマイ」がセットになっており(※)、その分お得感も無いわけではありません。

(※1食につき2個。写真は3人分。あるいは杏仁豆腐と選択可)

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それにしても、せっかく「池波正太郎が愛した上海焼きそば」という情報もあったのに、3人とも冷やし中華食うことないだろう?

ま、暑かったですしね……w 元祖の味、ご馳走様でした。


揚子江菜館
東京都千代田区神田神保町1−11−3
(11:30~21:30、無休、通し営業)
http://www.yosuko.com/


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