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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 17:00

予想外のギャップ味!オーストラリアのトースト用ペースト「ベジマイト」が驚くほどマズい

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トーストにチョコスプレッド……ではなく、これはオーストラリアの”国民食”、ベジマイト。

これ、オーストラリア人には申し訳ありませんが、ものすごく不味いんですよ。

俺的「マズい食い物ランキング」前王者、ベジマイト

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こちら、ベジマイト。私はかつてオーストラリアのお土産としてもらったことがあります。「驚くほど不味い」と言われ、実際食べて撃沈。その後賞味期限が切れるまで、一度足りとも開けることはありませんでした。MOTTAINAIですね。

俺的「マズい食い物ランキング」久々の更新!「HARIBO(タイヤ味)」

ですが先日この記事を書いて、再び食べてみようと思ったんです。HARIBOのタイヤ(?)味で更新された「マズい食い物ランキング」。前王者の「ベジマイト」の味を久々にチェックしてみようと。


色にダマされるな!

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フタの中身はこんな色。

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ぼってりとなめらかな見た目は、チョコスプレッドのよう。ですがダマされてはいけません。匂いを嗅げば一発で「これ、絶対甘くない」とわかります。

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トーストに塗ってみました。これがオーストラリアのご家庭では超メジャーな食べ物「ベジマイト・トースト」。


ベジマイト・トースト食べてみた

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「うっ」

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「ダメだこれ………」


ベジマイトの感想

ベジマイトの味のせいでトースト1枚食べ切れないわたくし、猪原賽。周囲にいた仕事場の仲間の数人がかりで食べてもらい、感想をいただきました。

 「海辺に打ち棄てられたタイヤの味。しょっぱい」
 「海苔の佃煮のエグいやつ」
 「接着剤かな」

と散々な感想で皆ひとくちでギブアップ。そんな中、たった一人「マズくはない(けれどもういらない)」という猛者が登場! その方曰く……

 「味が濃過ぎるチーズの風味」

その場に居合わせ、ベジマイトに白旗挙げた全員が、

 「あ〜〜〜〜〜っ!」


と納得。そうです、ベジマイト、そんな感じの味なんですよ。しょっぱくて、独特の風味が強すぎて舌に残るエグみ。


ベジマイトとは?

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ベジマイトとは、「濃縮酵母エキス」。言われてみれば……なんですが、ビール酵母製剤である「エビオス錠」を噛んだ時の味わいに似ています。

どうしてそんなものをパンに塗ろうとしたのか、オーストラリア人の舌を疑いますが、日本人の中に一定量「納豆嫌い」がいるように、すべてのオーストラリア人が大絶賛するタイプの食材ではないようです。

ベジマイト【220g】
ベジマイト【220g】

私はかつてオーストラリアのお土産としていただきましたが、現在通販で容易に手に入れることが出来ます。

私は「激マズ」だと思いますが、上記のように「マズくはない(けどもういらない)」という方もいます。青カビ系の濃厚チーズが大得意! という方には、けっこうイケる場合もあるかもしれません。

ぜひ挑戦してみてください。

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なお、同様の食材、トーストに塗るペーストが「マーマイト」という名前で販売していますが、こちらはイギリスご当地食材のひとつ。

つまり「ベジマイト・マーマイト」的なものはオーストラリアに限らず、イギリス文化圏の独特な食べ物と言えます。

材料となる酵母エキスは「ビールの副産物」ということで、日本における「エビオス錠」と、味わいが似ているのも納得するわけで……

私はエビオス錠でいいです。お腹の調子も整いますし。

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