- 2015年07月20日18:00
添加物ゼロ!修道女の真心こもった素朴なお菓子「トラピストガレット」
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素朴でおいしいガレットをいただいたんですが……これどうやら、とある修道会の修道女(シスター)が日々の“聖務日課”の成果として販売しているお菓子らしく……
その名は「トラピストガレット」
このお菓子の名は「トラピストガレット」といいます。
素朴で安心の味わいを保証する原材料は「小麦粉・グラニュー糖・卵・バター・マーガリン」のみ。添加物ゼロ。
そしてその製造者は「宗教法人シトー会那須の聖母修道院」となっています。
この「シトー会」とは、「厳律シトー修道会」、通称「トラピスト」。「トラピストガレット」はそんなトラピストが作った焼き菓子のこと。
「トラピスト」とは
6世紀のイタリア。“聖ベネディクト”が自らや弟子の修道の為に「修道規律」を書きました。それが「聖ベネディクトの戒律」。1098年、その「聖ベネディクトの戒律」をより忠実に守ろうと、“聖ロベルト”がフランスのシトーの森に興したのが「シトー会」。
1662年、次第に緩んだ修道精神を厳格に建て直したのが“ド・ランセ”。ここから「厳律シトー修道会」(通称トラピスト)の歴史が始まっているそうです。
「厳律シトー会那須の聖母修道院(那須トラピスト修道院)」は、世界中に散らばるそんな修道院のひとつで、修道者達はここで世から離れ、共同生活・沈黙・祈り・霊的読書・労働を行っている――と。
で、「トラピストガレット」とは
(厳律シトー会那須の聖母修道院公式サイトより画面キャプチャ)
公式サイトにもその「生活」が紹介され、『祈り、働け』というモットーのもと、修道の手段のひとつとして「製菓(トラピストガレット)」と書いてあります。
添えられている写真も、衛生的な服装とライン化された工場を思わせ、なんだか“本気”度が違う……!?w
修道女が修道の一環として作ったガレット。それが「トラピストガレット」。
必要最小限の自給自足で集団生活を運営する「トラピスト」。「トラピストガレット」の販売は、修道の手段として、そしてほんのちょっとの外界との接点なのかもしれません。
「トラピストガレット」は那須の「道の駅」やショッピングセンター、そして通販という手段でも販売し、那須の定番のお土産のひとつに数えられているそうです。
厳律シトー会那須の聖母修道院
http://www.nastra.or.jp/
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トラピストバター
※こちらは北海道・士別トラピスト修道院製のバターです。