- 2015年06月12日17:00
“無化調・無かんすい”の優しい味わい!埼玉ご当地「鴻巣ラーメン」がうまい
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俺の地元・鴻巣のご当地ラーメン「鴻巣ラーメン」がすげえ美味いんです。
「鴻巣ラーメン」と言っても、お店で食べるご当地グルメではなく、お土産・通販等で買えるインスタント袋麺「鴻巣ラーメン」の紹介です。
「鴻巣ラーメン」は100年の歴史を誇る製麺会社製
しょうゆ味・しお味・みそ味と、ありきたりな3種類で展開している袋麺、「鴻巣ラーメン」。
これは埼玉県鴻巣市に所在する製麺会社「高橋製麺」のオリジナル商品。この「鴻巣ラーメン」ブランドこそ最近の「ご当地ブーム」で作ったんじゃねーの?と訝しげに思っちゃいますが、この製麺会社自体は、明治29年創業。
高橋製麺は、なんと一世紀以上の歴史のある会社なんです。
そんな会社が作った、地元の名を冠したインスタント麺。それが「鴻巣ラーメン」。
「鴻巣ラーメン」の特徴は“無化調・無かんすい”
しょうゆ、しお、みそと定番の3つの味のインスタント袋麺。しかしその3つとも、特徴は共通している。それは……
- 牡蠣殻を使用した無かんすい麺を使用
- スープは無化調、天然由来の味
インスタントラーメンで無化調を謳うのは、かなり冒険ではないでしょうか。その味、早く確かめてみたい……という前に、「無かんすい」「カキ殻」、中華麺で必須とされている「かんすい」について余談を先にしておきましょう。
中華麺に欠かせない「かんすい」とは
「かんすい」とは「アルカリ塩水溶液」。同じ小麦から作った麺でも、中華麺がパスタやうどんと違う独特な味わいや色・形状があるのは、この「かんすい」のおかげ。
(パスタを茹でる時に「重曹」を入れるとラーメンみたいになる! というレシピネタがありますが、それは「重曹」が「かんすい」に良く似た物質で、麺に同様の効果を得ることが出来るからです。)
ただ、かつて苛性ソーダを主成分とする粗悪なかん水が出回った事があり「かん水は体に悪い」と言うイメージが流布。天然由来のかんすいであっても、現在も世間では「摂り過ぎ注意」という認識となっています。
無かんすい麺ゆえに「鴻巣ラーメン」は白い
中華麺の特徴である「黄色」を生む、かんすいが入っていない。だから麺は白い。
そしてスープは無化調。しかし添付のスープは粉末。これが無化調? 粉末だとなんか信じがたいのは、昔ながらのインスタント麺の印象が強すぎるからでしょうか?
「鴻巣ラーメン・しお味」食べてみた
ただ、普通に作るだけでは味気ないので、具を添えてみたら、けっこうラーメンっぽくなった。
なので、具を乗せる前の状態でお見せしますね。
白い麺は、意外に中華麺しています。カキ殻の主成分は「炭酸カルシウム」。色こそあまり付きませんが、アルカリ性の天然物質ということで、「かんすい」と似た効果が得られるのでしょう。
そして特筆すべきは“無化調スープ”。粉末スープを信用しなくてすいませんでした! と土下座したいくらい、旨味とまろみのある味わい。インスタントラーメンなのに、トガッた乱暴な味ではなく、優しい「家庭の味」さえする……
これ、正直「サッポ○一番しおラーメン」よりうまい。
「鴻巣ラーメン・みそ味」もうまい……
こちらは「鴻巣ラーメン・みそ味」。こちらも味噌とダシの甘味がおいしい、やさしい味……。なにこれ、インスタントのレベルじゃない、自然・天然・家庭の味がする……。というわけで、
「鴻巣ラーメン」超オススメです!
地元・ローカル感拭えない、全然垢抜けないデザインですが、「鴻巣ラーメン」ものすごくおいしいです。
最近は「まるで生麺!」を謳うインスタント袋麺が流行りですが、インスタント麺らしい麺のファンも地味にいる。それに「麺」だけでなく、ラーメンのキモは「スープ」でもある。
おいしいスープのインスタント麺が食べたい……という方には、ぜひオススメしたい商品です。
まだひとつ残った「しょうゆ味」はまだ食べていませんが、きっとこれもおいしいはず!w
【無添加インスタント麺】高橋製麺 【化学調味料不使用】鴻巣ラーメン しお味 102g
【無添加インスタント麺】高橋製麺 【化学調味料不使用】鴻巣ラーメン みそ味 106g