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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

“涼”を呼ぶ夏の和菓子「水まんじゅう」(岐阜県大垣市)

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岐阜県出身の友人が、少しズレたGW帰省から帰って来て、おみやげを持って来てくれました。

「水まんじゅう」。涼やかな大垣市の名物和菓子です。
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大垣名物「水まんじゅう」。それは葛とわらびの半透明の皮に包まれた餡が美しい和菓子。パンフレットにはこうあります。

昔から良質な地下水が豊富で、市内の至る所から自噴水が出ていたことから「水の都」と呼ばれて来た大垣。
水まんじゅうは明治初期、この水都大垣で誕生しました。

全国的には「葛まんじゅう」と呼ばれるこのタイプの和菓子、そうか、岐阜県大垣が元祖だった……のかな。昔ながらのご当地菓子には、いろんな土地で“元祖”を名乗ったりしますが……

 大垣人「いいから食べてください、猪原さん。我が大垣の夏の風物詩『水まんじゅう』を。私が準備しますから」

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まずは器に氷を入れ、水を注ぎます。

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そこにパッケージからポカンと外した「水まんじゅう」を投入。

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これで完成。おお、確かに涼し気な、まさに「“水”まんじゅう」だ。

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大垣人「氷水で程よく冷えたところで、パクッとひと口で行ってください! まんじゅうが冷えた頃には、まんじゅうの葛から、水に甘味が溶け出して、水もくいっとイケる。これが『大垣の水まんじゅう』なんですよ!」

確かに冷えた葛とわらびのプルプル感。口に収まった時の冷たい食感。これは夏にピッタリの和菓子だ。大垣人が言うように、「水に甘味が……」というのはあまり実感はありませんでしたが、それでも夏に冷水。スッと汗が引くようです。

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「水まんじゅう」の基本は小豆のこし餡ですが、抹茶餡や、期間限定のイチゴ餡もありました。

大垣人「大垣ではですね、街の商店街で『水まんじゅう』を水に浮かべて売ってるんですよ。その様子が見えると、ああ、夏が来たなと」

確かに季節感を感じるアイテムとして、情緒がある風景に思えます。というわけで、帰省してお土産に「水まんじゅう」を買い求めた彼の、現場の写真を紹介して終わります。

この夏、ぜひ岐阜県大垣市近辺にいらっしゃる際は、寄って「水まんじゅう」の夏の風情を感じてみてはいかがでしょうか。

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商店街の露店

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大垣の清流に冷やされる水まんじゅう(1個売り)

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ガラスの器に入れればなお涼やかに

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