- 2015年03月27日19:00
マイペース刊誌「酒とつまみ」選コンピCD『天国までの百リットル』レビュー
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これ、何に見えますか? そうですね。麦ジュースの泡に見えますね。
CDリリースのお知らせをしたものの、実際買っておいてレビューしてなかった「酒とつまみ編集部選・酒飲みソングちゃんぽん 天国までの百リットル」コンピレーションアルバムの紹介です。
こちらの記事でお知らせしていた謎のコンピアルバム「天国への百リットル」。

こざっぱりしたデザインのジャケット。俺CD買ったの久しぶりだった。

初回封入特典のステッカー目当て……という部分は否めない。

時代は円盤からDLへ移っている音楽業界ですが、こういうデザインを見ると「実物」っていいですね。とても「らしい」デザインでクスリと笑う。

さて、収録されている曲は全18曲。
酒飲みソングの定番「黒田節」(!)から、酒とつまみ編集部選ならではの下町のんべえ曲がめいっぱい。
CMソング「人間みな兄弟」(サントリーオールド)や「酒は大関こころいき」(加藤登紀子)で地味な昂ぶり。
「帰ってきたヨッパライ」(ザ・フォーク・クルセダーズ)や「スーダラ節」(植木等)で昭和を懐かしみ、
「日本全国酒飲み音頭」(バラクーダー)「アル中ロックンローラー」(子供ばんど)でメートルを上げ、
「通風エブリバディ」(ブッキーランキン)や「お父さんが嘘をついた」(六角精児バンド)で自らの飲酒量を反省し通風に怯え、
「Bad Bad Whisky」(吉田類)で酒を恨み、
「酔街エレジー」(玉袋筋太郎)「明日があるさ」(なぎら健壱)でやっぱり明日も……飲んじゃうんだなと。
一人でイヤフォンでしんみり聴いていると、酒場の晩から朝までを追体験しているような楽しく寂しい(オイ)気持ちになります。
注目はやっぱりテレビで見るあの人の歌声でしょうか。正直、吉田類・六角精児・玉袋筋太郎あたりの歌声、初めて聴きました。なんかじっくりと思いや経験が詰まっているような、味のある歌なんですよね。
「子供ばんど」のうじきつよしあたりも、テレビタレントしての彼の印象だけだと驚きのロックンローラーぶり。超カッコイイですよ。
NewsACTの読者なら、きっと気に入りヘビーローテ確実の酒飲みコンピ。「天国への百リットル」オススメです。

初回封入特典ステッカーは、その大きさに困りましたが、実際貼ってみたらホントに困りましたw
天国までの百リットル
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