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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

ハマる煮干しダシのギリギリ感!中野「五丁目煮干し」の濃厚煮干しつけめん

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世間のラーメン界は煮干しダシブームと聞きましたが、なかなかパンチある「煮干しつけ麺」に出会いました。

それは筆者の住む、我が街・中野。その名も「五丁目煮干し」。中野五丁目にある煮干しダシ専門ラーメン店です。


「他店ではぜったい食べられない」!?

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ラーメン店、と書きましたが、看板を見る限り「つけめん・油そば」を売りにしているお店。

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立て看板には「濃厚煮干しつけめん」がトップ表記。お店イチオシメニューはこのつけ麺の模様。
(ラーメンもあります。)

その看板メニュー「濃厚煮干しつけめん」は、

大量の煮干しから絞り出した濃厚こってりスープは、煮干しの旨みも苦味も全部入り。他店ではぜったい食べられれないつけめんです。

いいね、ちょうどなんとなく煮干し味のラーメン食いたいところだったのだ。煮干しダシの濃厚つけ麺。食べてみよう。


濃い!濃ゆい!煮干しつけめん

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というわけで、こちらが「濃厚煮干しつけめん」。790円で(並・中・大)均一価格です。

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ふぅ〜ん、と煮干しの香るつけ汁。具はゴロッと角切りチャーシューが2、3個。薄切りチャーシューが一枚沈んでいます。

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麺は極太麺。(写真は中盛)茹でキャベツが添えられています。

冷たくキリッと締まったこの麺を……

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どぶどろり。つけ汁、超濃厚。粘度はさすがに天下一品ほどはないにせよ、くぐらせた極太麺に大量に絡み、持って来られ、ひとくちすすればひろがる煮干しの味、香り。「旨みも苦味も……」とはよく言ったもので、確かに煮干し特有の”えぐ味”感すらも味わえる汁です。

しかしその”えぐ味”は決して不快なものではなく、そして「ああ、煮干しだなあ」とその香りを鼻孔に通して嗅いでいると……

「あれ? 何やら奥から豚骨っぽい甘味が……」

そうです、「五丁目煮干し」、この濃厚さ。どんなに大量に使おうともさすがに煮干しひとつでここまでドロリとは粘度を高められないのです。

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実はこのスープ、ベースは「豚げんこつ」。トンコツです。トンコツの甘味と旨みの上に、通常考えられない量の煮干しを追いダシとして使っている。「五丁目煮干し」はそんな濃厚スープを使用しているのだそうです。

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なお、食後の「割りスープ」は器でもらえます。このまま飲んで、「五丁目煮干し」の煮干しスープを楽しむのも良し、濃厚ながらもつけ麺で冷えてしまったつけ汁に足し、ほっこりとあたたかく〆ても良し。

上記のようにベースこそトンコツですが、そのパンチある煮干しの味わいはトンコツが完全に助演賞。主役の煮干しを立てています。

このつけ麺を「アンチョビのようにクセになるつけ麺。はまりました。」とは、中野経済新聞編集長の弁。ああ、そうです、お上品にではなく、ともすると不快になりかねない煮干しのえぐ味を、不快に思わせないギリギリのラインで攻めているスープ。それが「五丁目煮干し」のつけ麺。

こうなると油そば、そしてオマケのような扱いのラーメンも気になって来る……。

中野駅前界隈には、煮干しダシのラーメン店が、把握しているだけでも3店舗あります。中野の煮干しラーメン(つけ麺)、私はここが初体験ですが……ちょっとこれは、煮干しラーメン探索に出かけるべきですね!


五丁目煮干し
中野区中野5-56-15

http://5chomeniboshi.com/


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