- 2015年03月16日19:00
光と影で様変わりする切り取られた”情景”が楽しすぎる!新感覚ミニチュア展「箱庭屋・安田誠一個展」中野ブロードウェイで開催中
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朝陽が上る山肌か、それとも夕陽か……これはミニチュアです。高まりますよね。
さらにこれ、晴天の昼や曇天に刻一刻と情景が変わって行くのだと知ったら……さらに高まりますよね。
ワインボトルや竹の筒に収められた”覗き見る”ミニチュア。中野ブロードウェイで開催中の「箱庭屋・安田誠一個展」の紹介です。
中野ブロードウェイ4階「GALLERYリトルハイ」で開催中の箱庭屋・安田誠一個展「旅する眼〜封じ込められた美の風景〜」。
外から見られるショーケースには「箱庭屋」の文字の入ったおかもち。
ラーメンが入っているわけではありません。
トルコやイタリア、世界各地の”情景”が収められた「箱庭」がおかもちに詰められています。
さらに大きな旅行かばんには、イタリア・ネベチアのリアルト橋と書いてあります。
なになに……?とカバンの隙間から中を見ると……
箱庭だ。”情景”が中に収まっている。
こちらはフランス・パリの旅行かばん。
まるで船から見上げたような情景がそこにある。なんだこれ……と、ギャラリーの中に入ると。
置いてあるのは竹の筒。
ワインボトル。
実はこのふたつ、中にミニチュアが収められています。ミニチュアやジオラマと言うと小さく切り取った風景を上から見るもの。チルトシフトなんていう写真技法も一時期話題になりましたよね。
ですがこのワインボトルは「ボトルスコープ」と名付けられたミニチュア作品。ワインボトルの口から中をのぞき込むと……
おや、これはアルプス。
実はこのボトル、背面はこのように乳白色の”窓”に替えられており、ここから様々な方向から光を当てれば……
晴天の昼だったアルプスが、夕陽を浴びる情景に変わる!
竹の筒は「かいまみ」と名付けられたミニチュア作品。
「ボトルスコープ」同様に、しかし和風の情景がそこには隠されています。もちろんこちらも光の差し込み方によって情景が変わります。
そしてこれが、冒頭のおかもちに収まっていたミニチュア作品「箱世界」。
上部のフタは光の量の調節に、背面のパネルは「青空」と「夕空」を変えるパーツ。このパーツを調節することで、
青空ながら曇天に変わりゆくカナディアンロッキー。
雲ひとつない晴天ながら、夕方にさしかかるカナディアンロッキー。
そして冒頭の写真、朝陽が上るカナディアンロッキーと、時間によって違う顔を見せるパノラマ情景を、手元の調節ひとつで変えて楽しめるという……。
この楽しさ、文字通り「百聞は一見に如かず」。
箱庭屋・安田誠一個展「旅する眼〜封じ込められた美の風景〜」は中野ブロードウェイ4階「GALLERYリトルハイ」にて開催中。3月24日までです。(水曜休廊)
ぜひこちらに足を運んで実物を見てください!
いや、もうちょっと写真見たいぞ! という方は、私の寄港先Amp.にて、もっと詳しいレポートをしていますので、そちらをどうぞ!
【箱庭屋・安田誠一個展詳細レポートはコチラ!】
■ワインボトルに封じ込められた情景ミニチュアがすごい!「箱庭屋・安田誠一個展」レポート
箱庭屋公式サイト
http://www.hakoniwaya.com/
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