- 2015年03月17日12:00
築地海鮮と鎌倉野菜の海鮮ダイニング「ちっちゃい月」は必食の”海鮮丼”まで辿り着くのがタイヘン
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この「海鮮丼」を食べたくて足を運ぶお店が中野・沼袋にあります。
「ちっちゃい月（がつ）」。こちらの海鮮丼はランチメニューじゃないんです。ディナーメニューの〆の一品。それにしても豪華で、俺、これで充分なんですけど……ｗ
オシャレなダイニングバーと気軽な立ち飲みの雰囲気（※）を併せ持つ店構えは、ちょっと訝しく思ってしまうんですが、安心して中にお入りください。
築地で仕入れる新鮮魚介と、こだわりの鎌倉野菜が中で待っていますよ。
※立ち飲み屋ではありません。
「ちっちゃい月」の一品料理
これは１月に行った際のお通し。「鎌倉野菜のバーニャカウダ」。
「生牡蠣」。
これは「牛すじ塩煮込み」。普通の居酒屋だとスピードメニューの一品ですが、妙にオーダーから届くのに時間がかかってるなーと思ったら、なんとガーリックトースト付き。
ほろほろの牛すじ肉はあっさりとした味わいながら牛肉由来の甘さとコクがあり、そして……
残った汁をガーリックトーストに浸けて食べれば、至高。ああ、こんな食べ方があったのか。
「ちっちゃい月」の築地海鮮
これは３月３日の海鮮メニューの一部。訊くと海鮮メニューの材料は、週に３回築地で仕入れて来るそうです。
あれも食べたい、これも食べたい、そんな思いに応えるこの日の「築地のおさかなおまかせ５点盛り」は、１人前８８０円から。
盛り合わせというと一人ではなかなか食べ切れない、またはそれだけ食べたら満腹だというボリュームと、それ相応の値段になったりしますが、こちら「ちっちゃい月」ではそのラインナップ数を変えることなく、１〜３人前まで対応。
というわけで、こちら一人前の「築地のおさかなお任せ５点盛り」。ウマヅラハギの肝付きで８８０円。おいしいいろんなものをちょこっとずつ食べる……そんな楽しみのある５点盛り。一人飲みにはありがたいですねｗ
食べなきゃ終われない！？「海鮮丼」
築地に週に３回仕入れに行くということは、その時々でメニューが変わるということ。
こちらはレギュラーメニューですが、注目は右下、ごはんメニュー。
「今夜の海鮮丼（みそ汁付）」。９８０円は”軽い〆”にはちょっとお値段ですが、「うに…入ってるかも」。
海鮮丼も仕入れによって内容が変わるというわけです。さて、この日の海鮮丼は……
すごい。ぎっしり。しかもどう見てもメインはこれだな！ という海老。
店員「海老、まだ生きてますよ」
――ファッ！？
目がギラギラしてる。ヒゲが動いてる。こいつ生きてる。透明感のある身も、またその証拠だ。すごい。
もちろんうまい。〆のごはんにしてはボリュームあり過ぎる「今夜の海鮮丼」。冒頭にも書いたとおり、正直私はこれ一品で満足だ。ランチで食べられりゃそのためだけに行くだろう。
……が、「ちっちゃい月」は沼袋のディナータイム営業のみのダイニング居酒屋。今夜も余計（失礼）な一品料理と盃を重ねて……満腹です、ごちそうさま。
ちっちゃい月（がつ）
東京都中野区沼袋1-36-6
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