- 2015年03月03日08:00
3月7日全線開通記念!「山手トンネルウォーク」先行公開ウォーキングして来た!【動画あり】
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3月7日の首都高速環状線「山手トンネル」開通を控えた3月1日。トンネル内を一般公開する「山手トンネルウォーク」イベントが開催されました。
開通後はきっと多くの車が利用するトンネル。その中を先行して約2万人がトンネル内を「歩く」という貴重なイベント。その模様を写真と動画でお伝えします。(※だいぶ長文・写真多めなのでご注意ください。動画だけ見たい方は記事最下部までどうぞ!)
先着2万人募集がわずか5日間で定員満了!

公開は2万人限定で募集されました。即応募していた私ですが、早期満了と聞き、当日は混むかなあと心配していましたが、さすがは本来「車」が走る場所、トンネル。大きな混乱もなく、スムースに入り口に案内されました。
歩いちゃダメそうな場所に潜り込んで行く!





正式開通したら、こんな様子も見られないのでしょう。路面いっぱいに歩く参加者達。
「この先料金所」「点灯」……人間が歩くのだから、こんな表示まったく関係ありません。


緩いスロープを下っていくと……
当然、料金所はスルー!

料金所だ!

人間様は、ETCも関係ありません。


……が、車に乗って通過するなら観察している時間もない料金所やその内部、

係員の通るための専用階段とスロープ、

車留めのバー、

そしてセンサーカメラ。そのどれもがじっくり見られるものではなく、数多くの参加者がカメラを向けていました。
料金所を越え、本線との合流地点へ!

こちらが首都高速本線との合流地点。

後ろを覗けば、深く、長く続いているトンネル。テントもあるので何か「非常事態」中の様相でもありますw
さて、ここまで2、300メートルは歩いたと思うのですが……

実はこの合流地点が「山手トンネルウォーク」のスタート!
事前に参加者に知らされていたウォーキングコースは「約2.5km」だったのですが……

この日配布されたパンフレットによれば、往復2.8キロ。五反田地上入り口から、ここ合流地点までの距離は含まれないので……実際に歩く距離はざっくり4km弱となりそうな気配w
やっとここからスタート!

ライティングされたランウェイ。いや、走りませんよ?
(このライティング演出は記事最下部に動画があります。)

通風のための「ジェットファン」が天井に数多く設置されています。
ただ歩くだけじゃない!展示もいろいろ!


非常口や、通行車両のスピードや通行量を測る「車両感知器」。


非常電話や、実際持って重さを確かめられる「消火器」の展示。
そうした実際の施設が見られたり、触って確かめられたりするほか、



首都高(トンネル)模型や、この山手トンネルを掘り進めたシールドマシンの模型展示。
(シールドマシン模型は実際回転して動きます。記事最下部に動画があります。)
長い!長い!山手トンネルウォーク
正直、2.5km歩くだけ、と思っていたわたくし。30分も歩けばおしまいだろう。そう考えていたのが甘かった。本コース2.8km+入り口出口までの区間延長あり。展示物豊富。全然先に進めない!w

折り返し地点まであと700m。この表示に絶望した。そんな方のために……
ショートコース(近道)あります

折り返し地点200m前のところで、「ショートコース」が登場!約400mウォーキングを端折ることが出来ます。正直、ここで折り返そうかと思いました。……が、この先に楽しそうな展示が待っている。諦めないで見に行こう。
最終地点では水噴霧デモ

あ、最奥でなんかやってる!
これはトンネル内火災に備えた「水噴霧」放水システムが稼働しています! 急ぎましょう!
(※ここから早歩きに水噴霧デモレーションに向かっている動画があります。記事最下部へどうぞ!)

水噴霧デモレーションの終わった「山手トンネルウォーク」最深部。ここから折り返し、上り下りの車線変更をし、もとの場所へ戻ります。
帰り道はさながらモーターショー

3月7日の首都高・山手トンネル開通日。当日はセレモニーが予定されています。その「通り初め」のために用意された様々な車両が展示されていました。




工事車両、パトカー、バス、往年の名車、最新車両。
実際に乗って写真も撮れる車両もあり、特に白バイには乗りたい・撮りたい親子連れが列を作っていました。

そしてここまで歩き疲れた方用のベンチもw
地下トンネルにベンチ。開通前だからこそ見られる光景です。
出口は2箇所!

さて、ここが一応のゴール地点。車両と同じ道路を使って「五反田出口」を出るルートか、「五反田換気所」内を通って出るルートか。

これはなかなか入れない「換気所」に行くべきか……と悩みましたが、
案内係「換気所ゴールでは約200段の階段を登って出ていただきまーす!」
あ、やめよう(オイ)
外に出て、明るい空を見る

というわけで「五反田出口」からの脱出。明るい。外が明るい。トンネル内ウォークという非日常から、日常へ戻っていく。

あいにくの雨模様ですが、

こんな散歩やハイキングみたいに、「首都高」の路面を多くの人が歩く様が見られるのはこの日限りだったでしょう。

ちなみに、こちらが「五反田換気所」出口。200段の階段に怯えて回避しましたが……
うーん、こっちこそ車ですら通れないレアな場所。ブログのネタ的にはこっちから出るべきだったな……。体力の無い自分に反省。
とはいえ、お疲れ様でした! 当初聞かされていた2.5kmなら、30分もあれば……なんて考えていましたが、実際は1時間半ほど歩きずめでした!
疲れた!
最後に動画公開!
要所要所は写真ですが、- スタート地点のランウェイ
- シールドマシーン模型
- 水噴霧デモレーション
長文、写真多め、ここまで読んで見ていただき、ありがとうございました。お疲れ様でした。
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