- 2015年01月20日12:00
色鉛筆でここまで描ける!?脅威の”色鉛筆画家”林亮太「トーキョー・イロエンピツ・スタイル」展レポート
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この静物画、【色鉛筆】で描かれています。
色鉛筆でここまで描けるのか!? と驚く脅威の描写力。中野在住の色鉛筆画家・林亮太さんの展覧会「第2回トーキョー・イロエンピツ・スタイル」に行って来ました。
林亮太さんは、中野区在住。私もFBで参加している「中野ファン」グループに参加しておられ、時々その脅威の描写力の色鉛筆画を投稿。そのモチーフの多くが中野の下町風景、路地裏……グッと中野民の心を掴む作品でした。
そんな林さんが、在住中野区の区民ホール「なかのZERO」で展覧会を開くと言う。これは見に行かねば……!
(※なお、会期は本日20日17時まで。生の色鉛筆画を見るチャンスはあと僅かです。記事の執筆遅れて申し訳ありません。)
まずは「色鉛筆画」を見てください
「トーキョー・イロエンピツ・スタイル」展では、もちろん生の原画が展示されています。が、ここは、会場で販売されていたポストカードを撮影して紹介します。
特に目を見張るのは、静物画。メタリックなやかんの照り返しさえ再現する色の濃さ、精緻さ。
これが全て色鉛筆によって描かれたものとは、パッと見ではわかりません。ですが確かに色鉛筆で描かれたもの。その淡くぼかしたモチーフの周囲を注意深く見ることで、やっとこれが色鉛筆の筆致であることがわかります。
川の水面の反射と、建物が道路に落とす影。色鉛筆でこんなコントラストが再現出来るのか……と驚き。
とにかく、ベタッと塗った濃い色(影)と、そこに差し込む淡く眩しい光のコントラストがすごい。写真でもこういう画は、露出の設定が難しいですよね。遠目に見ればそんな、最高に設定出来た写真なんじゃねーかと。
違う、手書きの看板文字からも、これは色鉛筆で描かれた「絵」であり、逆にリアルな描写の中に、手描きならではのあたたかみを感じます。
手描き。すごい。
色鉛筆。すごい。
プロを輩出する「色鉛筆画教室」
今回の「第2回トーキョー・イロエンピツ・スタイル」。主宰の林亮太さんの作品だけでなく、その他全国に散らばる色鉛筆画家さんの作品や、「色鉛筆画教室」の生徒さん達の作品も展示されています。色鉛筆画教室? 生徒さん?
そうです、林亮太さんは、その「色鉛筆画」力を、教室で生徒さんに教えてらっしゃいます。各地のカルチャーセンター等で随時開催されている「林亮太 色鉛筆画教室」。
色鉛筆画アーティストとして今回、林亮太さんと肩を並べて色鉛筆画を展示していた「カタヒラシュンシ」さん。
林亮太さんと同じく、コントラストのある下町風景の描写力。その上にかわいらしいキャラクターを配置する……というスタイルで作品を発表し、特に展覧会に訪れた若い女性達の心を掴んでいました。
そんな彼も一角の色鉛筆アーティストなんだろうな……と思い、ご本人がいらっしゃったので声をかけてみると……
なんと、彼も昨年まで「林亮太 色鉛筆画教室」の生徒だった方で、昨年の「第1回トーキョー・イロエンピツ・スタイル」では教室生徒枠での作品展示をしていたのだそうです。
色鉛筆画、始めちゃう!?
絵を描きたい、カルチャースクールに通いたい。そんな欲求が時々湧いたりしますよね。でも、公園で水彩画を描いてる人を見ては、油絵どころか水彩さえ、道具を揃えるのが大変そう。と結局行かずじまい……なんてこともよくあること。でも、色鉛筆画なら?
揃える道具は紙と色鉛筆だけ。お手軽。始められそう。
もう1回言っておきます。この絵は、色鉛筆のみで描かれた作品です。色鉛筆でここまで出来る。
東京中野区、「なかのZEROホール」で開催中の、林亮太さん始め色鉛筆画家の作品が一同に介した「第2回トーキョー・イロエンピツ・スタイル」。
ちょっと私のレポートが遅れてしまい、本日17時で終了となってしまいますが……
林亮太さんの公式サイト等から、作品や作品を使用したポストカード等の販売、そして色鉛筆画教室の案内など詳細知ることが出来ます。
ぜひ、下記公式サイトへどうぞ!
HAYASHI DESIGN
http://ryota-hayashi.com/
三菱 色鉛筆 ユニカラー100色 UC100C