- 2015年02月10日18:00
イカスミパスタ完全敗北の圧倒的”黒”さ!栃木・日光上三依「きすげの郷」炭うどん食べてみた
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真っ黒い、うどん。
なんだこれは。
まっくろうどんの正体は『炭うどん』
これは栃木県日光市の手打ち蕎麦店「上三依きすげの郷」のお土産です。
買ってからしばらく放置してたら、いつのまにか水に濡れてしまい、パッケージが見えなくなってしまいました。が、逆にこれは「インクジェットで刷ったラベルか!?」ということ。手作りの商品だという証拠でもあり……あまりの黒さに物怖じせず、安心して作ってみましょう!
『炭うどん』茹でてみた
乾麺ですが、すぐ湯に入れるのではなく、まず10分ほど水に浸けておくのだそうです。
以前紹介した「ガッテン式すいすいパスタ」みたいですね。この作業、やはり乾麺を”生麺”のような仕上がりに繋がる大事な工程なのかもしれません。それにしても黒いな。
【裏ワザ】乾パスタを1分で茹で上げる方法『ガッテン式すいすいパスタ』試してみた
10分ほど置いておくと、こんな感じに黒味が薄くなります。これをあとは熱湯で4、5分茹でるだけ。
それにしても黒いな。水に浸けて色味が薄くなったように見えたのは気のせいか?
黒すぎるだろ。これはうどんだからいいけど、そうめんだったら髪の毛煮てるみたいだぞこれ。
ざるにあけてみても黒い。黒すぎる。
それもそのはず、原材料は「小麦粉・食塩・備長炭粉末」のみ。備長炭粉末……400gのこの麺のうち、何グラムが炭なのか気になる……
『炭うどん』食べてみた
これ、わかめうどんじゃないですよ。炭うどん。トッピングにネギと油揚げと生玉子。黒味はすべて「炭うどん」のしわざ。
(※黒さを目立たせるために、出汁つゆに通常の「つゆの素」を使わず「白だし」を使う演出もしていますが)
黒いなこれ。イカスミパスタも裸足で逃げ出すレベルじゃなかろうか。
鮮やかな玉子の黄色、ネギの緑。そしてさらに真っ赤な一味をかけるとなお一層、「黒」という色が他のどのような色とも交わらないことがわかります。
色こそアレですが、さすが炭以外は「小麦粉・塩」のみのこだわり手打ちうどん。
「う……うまい…………」
うまいのです。水に最初浸ける手間の効果もあるのか、乾うどんをただ茹でただけよりももちもちさがあってつるんとなめらか。コシもいい塩梅に茹でることが出来ました。
ただ、あったかい「月見うどん」で食べるだけではもったいない。冷たい「ざるうどん」にもしてみよう。
……もずくか!?
とツッコみたくなる見た目。これはまた黒さがすごいな。もずくより黒い。というかもはや食べ物に見えない。
シンプルに、冷たい出汁つゆに薬味は一味のみで。
薄い色のそばつゆに慣れている関西人が「関東のつゆは黒い」と怒ったりしますけどね、
栃木のうどんは、つゆよりも黒いぜ!(暴言)
なめらかな喉越し、冷やししめた炭うどんも格別です。なんだろなこのうどん。
『炭うどん』はどこで買える?食べられる?
(上三依きすげの郷公式サイトより画面キャプチャ)
最初にも書いたとおり、この商品は栃木県日光市「上三依きすげの郷」オリジナル商品。現地は「手打ち蕎麦店・お土産店」なので、こちらで食べたり買えたりするらしいのですが……
営業は4月中旬〜11月下旬の10:30〜18:00
と、観光地のシーズン営業店なんですよね。つまり、真冬の今、日光に行っても食べられない。というか、「残念ながら冬は豪雪のため、お店を閉めてしま」うんだそうで。そりゃ仕方ないなー。まずこの季節じゃ辿りつけないってことかー。
あと気になるのは、こちらの公式サイトで紹介されているのは「きすげの郷オリジナル”炭そば”」であって、「炭うどん」について表記がない。
(上三依きすげの郷公式サイトより画面キャプチャ)
なお、そんな「炭そば(干しそば)」に限れば、公式サイト内のオンラインショップで購入出来るようです。ここでも売っているものは「炭そば」1件のみであって、「炭うどん」がない。
パッケージを濡らして見えなくするという失態、そして何気に消費してしまった事、ちょっと後悔……。
だって、きっと皆さんが「これ食べたい!」と思っても、シーズン終わってしまっているので、買うことが出来ないわけで。
興味を持った方は、通販で本来のきすげの郷名物「炭そば」を買ってみるか、
今年4月の開店を待ちましょうw
上三依きすげの郷
http://www.kisuge-soba.com/
炭うどん 《半生/10食入り》《+3食増量中》
まあ、各地に同様のコンセプトの「炭うどん」もあるようですし。