- 2015年01月09日12:00
鶏ダシ100%の”家系”ラーメン!中野「麺家鶏豚大将」を……探せ!
当ブログはアフィリエイト広告を利用しています
何の変哲もない「家系ラーメン」かと思うでしょ?
これ、実は「鶏出汁100%」の家系ラーメン。乗っているチャーシューも鶏肉です。(つまりチャーシューじゃないw)
中野経済新聞でも最近取り上げられていた、中野の新顔「麺家鶏豚大将」。実は昨年末、私・猪原賽も中野経済新聞編集長も、中野の住人有志の忘年会に参加してたんですが、解散したあと編集長が他の参加者とコチラのラーメン屋に突入。その場で取材申し込みし上記の記事が掲載されたという。
ちょっと待ってよ、ラーメン屋行くって言ってくれたら俺も行ったってば!!!w
ものすごくわかりづらい場所にある
というわけで、悔しいので私一人で潜入しようと、記事中の地図を頼りに向かってみる。
中野の繁華街、飲み屋やカラオケ店が並ぶ中野北口。この辺のはずだよなーとふと見ると、赤い「らーめん」のノボリ。しかし、看板は見えず……。
ここ? どこ? と探ってみる。
立て看板がある。
「鶏の家系」「豚骨家系」二枚看板のメニューがあることはわかった。
立て看板の裏に、「大橋製麺多摩」の麺箱あるし。横浜家系ラーメンに使われるメジャーな製麺所のひとつ。ここだ。きっとこの奥だ。
「入り口」「営業中」。看板らしい看板は無いけれども、完全に「家系ラーメン屋がここにありますよ!」というアイテムにあふれている。
たぶんここでいいはず。裏表逆になってしまっているけれど、確かに「ラーメン」ののれんがかかっている。入ってみましょう。
店内は6席とこじんまり
奥まったビルの1階。さらにその敷地は狭く、席はたった6席。Lの字のカウンターの中に、一人の男性がやっとのことで調理スペースを確保している……という状況。このテナント、もともとはバーだったのかしら。何だったかしら……と思いながら、食券機で食券を購入。「家系豚骨ラーメンと、家系鶏ラーメンがどちらも食べられる」がコンセプトの同店。横田さんによると、一般的に豚骨をメーンに鳥ガラをアクセントにした ラーメンを家系ラーメンとする中、「鶏」での家系ラーメンを研究し、100パーセントの「鶏の家系ラーメン」を完成させたという。
(中野経済新聞より)
とにかくオススメの新感覚家系ラーメン「鶏らーめん しょうゆ」を食べてみよう。
「鶏らーめんしょうゆ」実食!
それが冒頭のこちら。「鶏らーめん しょうゆ」690円也。
鳥脂の浮く濃い目の茶色いスープ、ほうれん草・チャーシュー・ネギ・海苔というトッピング。
オーダー時に「麺の硬さ・味の濃さ・脂の量」を訊かれるスタイル。
どう見ても「家系ラーメン」。ですが……
よく見ればチャーシューかと思った肉は、鶏肉。
極太ストレート麺は、やっぱり家系。味もだいぶ……おや、これは。
「鶏100%」の家系、すごい
鶏出汁100%というと、ラーメンのムーブメント的には「鶏白湯」スープ。それはそれで美味しいのですが、ヘタなところに当たるとあまりにパンチが足らず、ラーメンというよりは「鶏鍋・鶏雑炊」の雰囲気でがっかりすることもあります。が、鶏100%家系ラーメン。このスープの色を見てもらえればわかるとおり、純粋に「家系」のコッテリに仕上がっている。
ガツン!とくるスープ、甘い脂、ちゅるんとそんなスープが絡む平打極太ストレート麺。それでいて鶏の上品さもある。
鶏白湯の良い面を活かしつつ、濃厚な醤油ラーメンの体をなしているこのラーメン、かなりキテる!
思わず「ライス小」(30円!)を追加オーダー。スープをひたした海苔で、銀シャリを巻いて食う。これが私の家系ラーメンの楽しみ。うまいぞー。
卓上調味料は「行者ニンニク」「ガーリックチップ」「おろし生姜」「酢」「自家製唐辛子」と、オールレンジに対応した豪華5点セット。私は意外に「酢」が合うと思いますね。
こうなると激推し「鶏らーめん」だけでなく、基本の「豚らーめん」も食べたくなる……むむむ……。
隠れ家ラーメン屋「鶏豚大将」の系列店
ここまで飛び道具的なラーメンながら、きちんと完成度の高い「家系」にまとめている店主の手腕。それは系列店の存在を知ってわかりました。
横浜市戸塚区にある「俺らの家系 黒一番」、幡ヶ谷の「家系らーめん横浜番長」。
「麺家鶏豚大将」は、そんな2店舗展開する会社の3店舗目。
もちろん”会社”と言っても、厨房に立って一人黙々と調理している方こそ、この会社の代表取締役。
社長自ら、たった6席の小さな隠れ家的ラーメン店で、挑戦的な「鶏100%」「豚100%」の家系ラーメン二枚看板を出している。これは……中野のラーメン・つけ麺事情を変える”鳴り物入り”と言っていいのではないでしょうか。
店はちょっとわかりにくいですが、ぜひこの赤いノボリと立て看板を目印に、奥までずずいっと入ってみてください!
麺家鶏豚大将
東京都中野区中野5-60-14 土屋ビル1F
11時~翌1時30分(金曜・土曜は翌3時、日曜は24時まで)
家系ラーメン 横浜発、魂の一杯 読売デジタル新書
posted with amazlet at 15.01.08
読売新聞社 (2014-09-05)
売り上げランキング: 55,952
売り上げランキング: 55,952
横浜ラーメン吉村家 お得な12食入(2食入X6箱)(豚骨醤油)