- 2015年01月22日18:00
中華料理店なのにメニューにソース焼きそば!?二代目が受け継ぐ60年の歴史の味
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カップ麺や屋台でお馴染み「ソース焼きそば」。しかしそのものズバリというメニューはなかなか見かける事がありません。食べたい時は、どこに行けば……と悩みがち。
我が街・中野では、「中華料理屋」で食べることが出来ます。しかも町のラーメン屋さんではなく、四川料理店で。なぜだ。
中野・薬師あいロード「四川東家」

そのお店の名前は「四川東家」。中野ブロードウェイから早稲田通り方面へ抜けた「薬師あいロード」商店街の中腹にあるお店。

見てのとおり「四川担々麺」という文字がでかでかと書かれ、掲示されているランチメニューも担々麺や陳式麻婆豆腐。中華料理店というよりは完全に「中国料理店」の雰囲気さえあるんですが……
昔ココは”焼きそば屋”だった――

ランチメニューを見ると、確かに「ソース焼きそば」があります。
実はここ「四川東家」。かつて「焼きそば屋さん」だったのです。

店内に貼ってあったお知らせ。これによると……
昭和27年(1952年)薬師あいロードのこの場所に『焼きそば東家』が開店。
その後何度かの新装開店を経て、
平成11年(1999年)、『四川東家』として業態変更・新装開店。
この時、ご主人が代替わりし、現在の四川料理店は二代目が切り盛りしている。
しかし先代の「ソース焼きそば」も、引き続き提供している――というわけです。
1952年ということは、今年で63周年。なんと63年の歴史ある「東京ソース焼きそば」が食べられる。「四川東家」はそんな中華料理店なのです。
63年の味「ソース焼きそば」食べてみた

ドーンと大盛りいってみました。(800円)

具はシンプルにキャベツの豚肉。ナルト、紅しょうが、青海苔のトッピング。

適度にソースの水分が抜けた麺はしっかりとしており、甘味と辛味のバランスが絶妙。そうそう、屋台の焼きそばで味わう焼きそばに期待して、そしていつも裏切られるのは、きっとソースそのものの出来じゃなくて、この水分量なんじゃないかと。ソースでビシャビシャの焼きそばって麺がグズグズになったりしますしね。
その点「東家」の焼きそばは、硬めの麺にソースがしっかり絡みつつ、適度に蒸発し焦げており、しかし薄味ではない。
これだ、こんなほっとするソース焼きそばが食べたかった。
キャベツもシャキシャキと歯ごたえが残っていて、なんでしょうか、やっぱり中華料理店だから、火力が違うのかな。
ただし、肉は探さねば見つからないほど少ないです。でも考えてみればこの焼きそばは「60年前のソース焼きそば」とも言える。当時の焼きそばに、肉がふんだんに入っているとは思えないので、まあこれはこれでアリかなと。
とにかくホッとする、昔なつかしいソース焼きそば。きっと引退された先代の味を求めて、皆さんこちらに来るのでしょう。
でも現在は二代目の四川料理店

こちらが二代目激推しの「担々麺」です。この他麻婆豆腐も、通常の中華料理としての「麻婆豆腐」と、麻辣薬味たっぷりの「陳式麻婆豆腐」の二種体勢。
ソース焼きそばと中華料理を比べろ、というのも乱暴な話ですが、ぜひ「四川東家」に何度か足を運び、先代の味と二代目の味……食べ比べてみてくださいね!
四川東家
東京都中野区新井1丁目21−6
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