- 2015年01月07日18:00
”栃木”土産の秘伝「薬膳十味」「薬膳三味ダイエット」唐辛子
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栃木のお土産「薬膳唐がらし」2種、ご紹介します。
栃木のお土産ですが、脅威のオチが待っていますよ。
先日訪れた栃木県・湯西川。その際買い求めたお土産のひとつがこちら。「薬膳」「秘伝手作り」「深山の香と美味」……うん、手作り感もりもりしてる! 温泉地に来て買うお土産っぽい!
「薬膳十味唐がらし」「薬膳三味ダイエット唐がらし」2種のセットです。ビニールパッケージが反射して見づらいのでさっそく剥いてみましょう。
薬膳三味ダイエット唐がらし
ダイエットに効く? それは聞き捨てならない。
三味とは、「唐辛子・胡麻・青海苔」。この三種類の食材が、どうダイエットに効くのか。その説明は書かれていませんが……
中身はこんな感じ。赤い! 真っ赤っ赤だ! さすが三味! 七味唐辛子から比べるとその「唐辛子」成分がだいぶ多いことがわかります。つまりカプサイシンがダイエットに効く、ということでいいのかな?
居酒屋の料理にかけてみました。辛味が鋭いのは市販の一味と同様ですが、他に胡麻と青海苔という単純な構成なので、そのそれぞれの香味が生きています。青海苔が地味にいい仕事しています。
七味だと味が複雑過ぎる、一味だと味わいが少すぎる。そう考えれば「唐辛子・胡麻・青海苔」のベストスリーで構成された「薬膳三味ダイエット唐がらし」。いいぞこれ。ダイエットに効くかどうかは別として。
薬膳十味唐がらし
逆に七味より3つ、構成物質が多いこちら「薬膳十味唐がらし」。
その構成内容は、「紫蘇・えごま・青海苔・蜜柑皮・黒胡麻……
……山椒・芥子・唐辛子・麻の実・白胡麻」。
と書き出してみると、実は十種と言っても、七味唐辛子を構成する材料としては一般的なものばかり。
(※七味を構成する7種類とは、上記10種の材料からメーカーによってチョイスが異なるくらい)
しかし赤字で書かれた「日光名物」。あれ? これ俺湯西川で買ったけど……ま、同じ栃木だし、いいか。(これ、オチへの伏線です。)
材料はさほど特徴的ではありませんが、この「薬膳十味唐がらし」は、湯西川温泉の老舗旅館「本家伴久」に秘伝として受け継がれた薬味だそうです。大量生産ではない、作りたての香り。ふむ。
お、こちらは黒い。十種類の薬味がブレンドされている。
こちらはサッとゆがいたいんげんにかけてみました。七味に比べると唐辛子の分量が少なくなっており、その代わり様々な薬味の香りがあり、複雑な味わいになります。
上の「三味」で”七味じゃ味が複雑過ぎる”と書きましたが、適材適所。こちらは唐辛子よりも山椒の味が一番立っているので、辛さというよりは本当に「薬味」です。素朴な味わいの食材や料理にアクセントを足したい時、上品な香りがプラスされそうな。
もう一度「薬膳十味」のパンフレットを。左側に注目。
「ドレッシングやラー油の材料としても万能」。ふむ、この薬膳の香りなら確かに、七味に比べて良い香りの和風ドレッシングやラー油が出来そうです。
……って、左側? ん?
”栃木”土産の、オチ
……東京都……練馬区……だと…………?
いや、これ、栃木で作られて、流通の関係で販売会社を東京に置いているだけですよきっと。きっとね。
本家伴久玉福庵
http://www.tamafukuan.com/
通販はAmazonのほか、上記公式サイトから通販出来ます。栃木県の観光スポットや東京都内、関東だけでなく関西でも買える場所があるので、公式サイトの取り扱い店案内をご覧ください。