【１２月１日】今日は「カイロの日」！あったかぽかぽか、カイロの豆知識 : NewsACT

2014年12月01日07:00

【１２月１日】今日は「カイロの日」！あったかぽかぽか、カイロの豆知識

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今日、１２月１日は「カイロの日」。カイロはカイロでも、使い捨てカイロ。過去「日本使いすてカイロ同業会」と呼ばれていた団体（現在は「日本カイロ工業会」）が制定したもので、その理由は、使い捨てカイロの需要が高くなる１２月の最初の日だから。特に語呂合わせがあるわけではありません。

それはそうと、使い捨てカイロは日本発祥だというのをご存知でしたか？

その発祥は諸説あり、明治期に既に存在したとの説もありますが、現行の使い捨てカイロの形となったのは、１９７８年発売開始の「ホカロン」。これを使い捨てカイロの発祥とする事が多いようです。

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また日本の冬の定番商品であるこの使い捨てカイロ。実は海外ではあまり知られておらず「税関で不審物として扱われ、没収された」等のエピソードはネット上で多く見られます。
（日本人が旅行した際に持ち込もうとした場合も、外国人観光客が日本で使い捨てカイロに感動し、お土産として持ち込もうとした場合等、Twitter上でも、海外の反応的なまとめサイトでもよく見られる話題です。）

というのも、使い捨てカイロの仕組みは、「鉄粉の酸化作用による発熱」。パックから出すことで不織布の中に仕込まれた鉄粉が触媒となる塩や水によって酸化を始め、発熱するようになっています。
この「鉄粉」が金属探知機に反応する、という事らしいですよ。

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最近は使い捨てカイロだけでなく、USBウォーマーという形で充電池式のカイロもありますが……

私は数年前から「ハクキンカイロ」を使っています。これはベンジンを燃やすタイプの昔ながらのカイロで、使い捨てカイロより熱が高く、保温時間も長いのが特徴。

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こちらはジッポーオイルを使うジッポーカイロですが、形も仕組みもハクキンカイロと同じです。こんなデザインのカイロを見たことありませんか？

ちょっと長くなりますが、わかりやすい説明が書いてあったのでWikipediaから引用しますね。

【白金触媒式カイロ】

ハクキンカイロに代表される白金触媒式のカイロとは、ベンジンを主な燃料とするカイロの一種である。大正年間に的場仁市が発明し、1923年（大正12年）世界で初めて発売された。

ベンジンなど炭化水素の燃料を、プラチナの触媒作用により通常摂氏300度〜400度の比較的低温域で穏やかに二酸化炭素と水へ酸化分解させ、その過程で反応熱を取り出す。炭化水素を燃料とするが、比較的低温な反応のため窒素酸化物を生成しない。反応の結果は燃焼に酷似する。

触媒となるプラチナがマット状ガラス繊維に粒子として付着させてあり、効率的に反応が進行する。ベンジン1cc当り約11,500cal（≒48,116J）と、使い捨てカイロの約13倍の熱量をもちながら、機種により差はあるがおよそ燃料1ccで、表面温度60度の状態を約1〜2時間保持可能。反応開始時、130度以上の触媒加熱が必要で、炎または電熱線を用いた加熱が一般的。なおベンジン等可燃性物質の航空機内持ち込みは法令による禁止行為のため、ベンジンを使ったカイロも同様に取り扱われる。
（Wikipediaより引用。強調筆者）