- 2014年10月12日18:00
マンガをテーマに54時間で起業!”Startup Weekend Tokyo COMICS”開催中
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週末3日間、54時間で起業する――それをテーマに開催されている起業体験イベント「Startup Weekend」。
さらにそこからテーマを「マンガ」に絞り、”マンガコンテンツ”でどんなサービスが提供出来るかを体験し、競い、ともすれば即事業として起業してしまおうというイベントが現在高田馬場で開催されています。
それが、”Startup Weekend Tokyo COMICS”。
正直なところマンガ業界は、「出版社が電子出版を始める」くらいしか、IT化は進んでいません。
それ以上の新たなITサービスを、業界の革新を、新しい漫画のあり方を――それらをIT関係者、システムエンジニアが考える。そして起業する。
起業出来ないとしても今後に繋げてサービスを実現化する目標を定める。
イベント参加者はそんな濃密な54時間を過ごしています。
昨日、1日目。
総勢20名を超える参加者がマンガをテーマにどんなサービスが起業できるか。
17種類ものサービスの可能性を検討し、最終的に……
<1>2軍マンガ再生計画
<2>マンガを使ったネイティブアドアプリ
<3>外国人向けマンガ音声翻訳サービス
<4>誰でも漫画家
<5>マンガソムリエ
の5つがプロジェクトとして決定。
参加者はそれぞれチームに分かれ、現在2日目。
サービス実現化に向けて濃密な時間を過ごしてらっしゃいます。
イベント期間は3日間。その中のたった54時間。
有名出版社のデジタルコンテンツ部の方はじめIT業界の先達が参加者のコーチングを務めながら、参加者は紆余曲折・熟慮断行・即断即決。
さて、上記5部門のサービス、晴れて起業なるか――
もちろん、3日間で作り上げた事業が、サービスが運用される事はなかなか難しいことだと思います。
が、今回のイベントは1回こっきりではありません。
ケータリングで食事も用意され、文字通り「同じ釜の飯を食う」仲間となった参加者は、
その「起業」が、3日間のスタートアップが成功せずとも今後「マンガ」をテーマにした起業に向けて何度も会い、話し、プロジェクトがどんどん洗練されていく。
「Startup Weekend Tokyo COMICS」。
これはマンガ業界に楔を打ち、IT業界に「マンガ」というコンテンツを広める。
その第一歩です。
私、猪原賽も「マンガ原作者」として業界のIT方向での発展を願う者のひとり。
ITのことも起業のこともまるでわかりませんが、今回のイベントの審査員の一人として、この流れ、見守って行きたいと思います。
[写真提供:山川ジャッキー]
Startup Weekend Tokyo COMICS
http://tokyo2.startupweekend.org/
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