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なたのらしのめになる(?)「世界の中野」からマンガ原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 18:00

ダムマニア垂涎!期間限定”川治ダム内部潜入”!「湯西川ダックツアー」行ってきた

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栃木・道の駅湯西川から発着する観光水陸両用車「湯西川ダックツアー」に乗って来ました。
全国各地にある「ダックツアー」ですが、ここ「湯西川」だけの特別プログラムが、「ダム見学」付き

しかももう滅多に見学出来ない期間限定……日本第4位の高さを誇るアーチ型コンクリートダム「川治ダム」の中に潜入して来ましたよ!

発着は「道の駅湯西川」

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栃木の秘湯「湯西川温泉」最寄りの駅「湯西川駅」。
その駅に隣接する「道の駅湯西川」に、「湯西川ダックツアー」発着場があります。

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ダックツアーの公式キャラクター「ダッパくん」がお迎えしてくれます。

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窓ガラスのないこのバスは「水陸両用車」。
山道を走る爽快感(陸路)と、ダム湖に着水し、遊覧する開放感(水路)を味わえる約70分のツアーです。

全国に展開する水陸両用観光ツアー「ダックツアー」の中でも、湯西川のみは特別なコースが用意されています。
それが「ダム見学」。
ダム湖を遊覧する水路コースの前に、そのダム湖のせき止めているダムの中も見学しちゃおう! という、巨大建造物マニアにはたまらないスペシャルコースなんですよ。

ただし、今回レポートする「川治ダム」見学は、9月末までの期間限定
10月1日よりツアーは「湯西川ダム」見学に切り替わっていますので、以下は貴重なレポート写真になります。



堤高140メートル!日本4位の「川治ダム」

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というわけで、やって来ました「川治ダム」。

型式はアーチ式コンクリートダムであり、高さは140.0m。アーチ式コンクリートダムとしては黒部ダム(黒部川本流。関西電力。186.0m)、温井ダム(太田川水系滝山川。国土交通省中国地方整備局。156.0m)、奈川渡ダム(信濃川水系犀川〔梓川〕。東京電力。155.0m)に次いで堤高が高い。利根川水系でも奈良俣ダム(楢俣川)に次いで高く、草木ダム(渡良瀬川)と並ぶ。

カーブを描き、高くそびえ立つダムの見栄え。こりゃすごい。

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深い。
この下部に見える「キャットウォーク(検査用通路)」を実際に我々は歩くことができるんですよ。

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ダムの近くに建つ「管理支所」。
観光でもなんでもなく、普通に「関係者以外立入禁止」の事務所です。
通常は見学は受け入れておらず、この「湯西川ダックツアー」で9月末までの限定で、一般人が立ち入るチャンスがありました。
そんな普通の国土交通省施設。
貴重な体験です。

我々は水陸両用車から下り、ダム管理支所の方からヘルメットを受け取り、装着。
これよりダム内部に潜入します!


「川治ダム」潜入!

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1年に1度の一般公開日以外は、本来見学を受け入れていないため、関係者用のエレベーターで分乗し、管理支所下60メートル地点まで下がります。
140メートルの堤高のある川治ダムですが、見学出来たのはこの中間地点のダム内部と、キャットウォーク。

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エレベーターから下りて案内されるダム内部。
やばい、怪しい。そして涼しい。
ツアーで案内係と他の見学者がいるからこそ、こう写真を撮っていられますが、もしこの中で一人きりなら、かなり冷や汗ものです。

枝分かれや階段などありましたが、ツアーから離れてそっちに行こうなんてムリな話です。怖い。

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そんな通路を抜け、やって来たダム堤頂から60メートル地点のキャットウォーク。
普段は見学というよりダムの検査のために係員が通る場所。
なので……

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うん、床、ないね。格子だね。
足元は80メートルほど、何もないね。
下見てるとぞわぞわするね。

 係員「このキャットウォークには、一度に10人程度のみ通行が許されています」

 ――10人以上乗ると壊れるって意味ですか!?(汗)

 係員「もちろん壊れて皆さん落ちます……」

 ――ひっ!!

 係員「―ということはなく、100人程度は大丈夫な設計になっています」

 ――ビビらせないでくださいっ!!!(泣)

 係員「でも”100年もたせる”設計で作っている巨大ダムですから、長年安全に使うための制限となっているんですよ」

 ――なるほど。


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安全なのはわかったけど……

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(キャットウォークから見上げる、管理支所)

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もう下は見られないな……。

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 係員「下を見てください」

 ――鬼ィッ!!


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 係員「あそこにトンネルがあるのわかりますか?」

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うん、なんかあるな。

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トンネルだ。

 係員「あれはダムがここに出来る前、地元の方が使っていた道路の跡です」

ふむ、あの深さまで人間の営みが、生活があった。そんな深さ(高さ?)までダムが水をせき止め、今は湖を形成しているわけか。そして今はそれが使われていない……。

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気になるあの階段を下りて、さらに下まで行ってみたいと思ったりもしますが、ダム見学はここまで。
きた道を戻り、エレベーターで上がり、バスに戻り……

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湯西川ダックツアー公式サイトよりキャプチャ)

いよいよダム湖へ向かいます!


川治ダムの形成するダム湖「八汐湖」遊覧

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ハッキリって私にとってはオマケだった「八汐湖遊覧」。

ええ、巨大建造物=ダム見学がしたくて「湯西川ダックツアー」に参加しましたんで。(失礼)

ただこれからの季節、紅葉が進むとかなりいい景色が見られるかもしれません。

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そしてダックツアー、水陸両用車だからこそ楽しめる、この水没したような道路。
停まっている車はダックツアーの関係者の車。
安全のために見守ってくれています。

せっかくの水陸両用車ツアーをこれで済ますのも何なので、YouTubeにアップされていた着水を含めたツアー動画を置いておきますね。





「湯西川ダックツアー」川治ダム見学は臨時コースだった

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道の駅湯西川から発着する「湯西川ダックツアー」。
本来は「湯西川ダム」の見学がセットになっている、湯西川ダム見学と湯西川ダム湖遊覧コースを回っている観光水陸両用車です。

実は今回見学し遊覧した「川治ダム見学と八汐湖遊覧」は、臨時コースでした。
これは湯西川ダム湖周遊のためのスロープが落石事故のため使えなくなっていたための臨時措置だったのです。
その改修工事が終わり、10月1日より「湯西川ダックツアー」は本来の「湯西川ダム」コースに戻っています。
つまり今回のレポート「川治ダム」コースは、もはや体験できない貴重なツアーだったわけ。

一応今回このリポートを書くにあたって、湯西川ダックツアーに問い合わせてみました。


 ――10月からコースが湯西川コースとなっていると聞きましたが?

 電話「ええ、川治ダムコースは終了しました」

 ――湯西川ダムコースもダム見学は付いているんですか?

 電話「ダム見学できますよ。ただし湯西川ダムは川治ダムとは作りが違いますんで、キャットウォークはありません」

 ――ということはたまたま今回貴重な体験を出来た、私は川治ダム見学出来てラッキーだったというわけですね。

 電話「ええ、ですが(湯西川ダムではなく)『川治ダムを見学したい!』というダムマニアの方には、川治ダム、湯西川ダムほか近隣4ダムの一般公開日が毎年7月にありますんで、そちらを調べていただいて……と案内しております」

 ――ダムマニア……w



いやあ、たまたま川治ダムのコースになってて貴重な体験出来て良かった良かったw

今は湯西川ダムコースになってしまっていますが、ダム見学とダム湖遊覧、これから紅葉の季節となります。ぜひ皆さんも「湯西川ダックツアー」出かけてみてください!


湯西川ダックツアー
http://www.japan-ducktour.com/yunishigawa/


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