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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

アメリカ生まれの日本魂!でも原産地は……??天狗マークの「テングビーフジャーキー」のレトルトカレー

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アメリカで、日系2世のケン大崎氏が生み出した「テングビーフジャーキー」。
ビーフジャーキーの代名詞として有名なブランドですが、そのレトルトカレーが発売していました。
さっそく買って食べてみましたよ。

「テングビーフジャーキーカレー」

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コチラです。その名も「テングビーフジャーキーカレー」。

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「※ビーフジャーキーは細かく砕いて使用しています。」

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うむ。確かに。

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じゃがいもなど野菜の具材はゴロリと入っていますが、「肉」のカタマリはありません。
その代わり細かく砕かれたジャーキーがしこたま入っています。

「テングビーフジャーキーカレー」の味

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ですが、ものすごくビーフジャーキーの香りと味が強いです。
ある意味これは、肉々しい。
辛味レベルは書いてありませんでしたが、「辛口」くらいでしょうか。
スパイスの刺激とビーフジャーキーの香り。どちらも不思議と立っていて、なかなか特徴のあるカレーです。
カタマリ肉をわしっと噛む楽しみは無いですが、確かにたっぷり牛肉感、ありますね!


「テングビーフジャーキー」の原産地

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ビーフジャーキーに関しては、原材料に書いてあるものの、その原産地は書いてありません。

一番最初に書いたように、「テングブランド」は日系2世のケン大崎氏がアメリカで興したブランド。
日本の味<醤油>を使ったその味わいはアメリカ国内だけでなく、日本人が買う定番のアメリカ土産としてその人気を不動のものにしました。

もちろんかつては「テングビーフジャーキー」はアメリカ産だったのですが……

国産「国内製造品」のテングビーフステーキジャーキーがデビューしました。原料肉には現在ニュージーランド産の牛肉を使用しておりますが、肉の選別、風味 付け、加工は日本国内で行っています。醤油ベースのテング味は健在のステーキジャーキーです。"Made in Japan"の味を是非ご賞味下さい。
鈴商公式サイトより引用)


……え、国産??

材料はニュージーランド産??


原産地はなぜ変更されたのか

それはもう約10年前のこと。「狂牛病=BSE問題」が事の発端。

なお、BSE発生による米国産牛肉の全面輸入禁止措置にともない、しばらくの間、南米アルゼンチンにて製造してまいりましたテングビーフジャーキーですが、今後はお客様へ安定した品質のビーフジャーキーをお届けすることができることと存じます。 是非、今後ともご贔屓の程お願い申し上げます。
鈴商公式サイトより引用)

アメリカ産の牛肉が輸入禁止になった事から、テングビーフジャーキーは製造工場の拠点をアルゼンチンに移していました。
なのでBSE問題以降/日本国内製造のテングジャーキー登場前は、アメリカのブランド「テング」であっても、原産地はアルゼンチンだったのです。

しかしこんなテングビーフジャーキーもあります。

テング ビーフジャーキー レギュラー 113.4g
鈴商
売り上げランキング: 7,807

国産と書いていない、こちらの「テングビーフジャーキー」。
リンク先のAmazonの詳細を見ると……


 原産国:アルバニア
 






……地中海沿岸、東ヨーロッパ。

え、なんで? どうして? これ間違いじゃないの??

皆さんもテングブランドのビーフジャーキーを見かけたら、原産地を見てみるといいですよ。
ちょっと不思議なキモチになっちゃうかもしれませんw

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(このカレーのビーフジャーキーは、どこ産のを使っているのだろう…………)