- 2014年09月24日12:00
なんと昆布入り!?84年の歴史を紡ぐ北海道の定番お菓子「わかさいも」
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北海道民にお土産をいただきました。
「わかさいも」。
なんと84年にも及ぶ歴史のある、北海道の定番お土産らしいんですが、これがまあ、そんな歴史があるとは思えない、とても不思議な新しさがありました。

北海道というよりは、「洞爺湖」土産なんでしょうか。

まさに「芋」の形をしたまんじゅう。

ほっくりとした皮の中には、白あん。
ここまではけっこうありがちなお菓子ですが……
よく見てください。

なんかチョロっと出てる!

「地元洞爺湖周辺の名産”大福豆”の白餡」
「芋の筋に見立てた道南産”金糸昆布”」

そうです、これ、昆布。
昆布入りの白餡まんじゅう。
芋には確かに筋がありますが、お菓子として芋を再現する際、歯に詰まるマイナス面である「筋」はあえて外す部分でしょう。
それを地元の名産品をお菓子に入れるために、筋に見立てた昆布を入れる。
なんという大胆さ。
そんなお菓子が昭和5年から、84年の歴史も歴史を紡いでいる……。すごい。

さわやかに甘い白あんに、やや焦げた苦味のある皮。この苦味も色合いといい、「焼き芋」の皮の苦味の再現でしょうか。
北海道、洞爺湖周辺の名産を忠実に「芋」に再構築する菓子。それが「わかさいも」。
ぜひお試しください!