- 2014年09月04日19:00
地名・高田馬場の由来となった「高田馬場跡」と「流鏑馬」
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(この写真は新宿区立新宿歴史博物館公式サイトより転載)
私が日々仕事に通う「高田馬場」。
その地名の由来は、この地に、徳川家により旗本達の馬術の訓練や流鏑馬などのための馬場が造営された事にちなみます。
では、具体的に「高田馬場」とはどこにあったのでしょう。
高田馬場跡地を見に行った
答えはこちら、早稲田通り、早稲田大学手前の三叉路にある「八幡鮨」にありました。
店頭メニューと共に、「高田馬場」が紹介されています。
東京都新宿区教育委員会指定、「旧跡 高田馬場跡」のパネル。これによると……
「西早稲田三丁目一・二・十二・十四番を含む長方形の土地が江戸時代の高田馬場跡である」
このような当時の地図も展示してあります。
小さな赤い四角が「現在地」つまり「八幡鮨」を指しています。
グーグルマップで見てみると……
おそらく、この長方形の土地、でしょうか。
現在ドン・キホーテピカソ西早稲田店は、正真正銘「高田馬場跡」にあるんですね。
かつての「高田馬場」では、流鏑馬(やぶさめ)も開催され、将軍が配下の侍達の馬術と弓を検分していたとされています。
その将軍が立つ、一段高い場所「将軍お立ち台」。その跡もあるというので見に行ってみましょう。
グーグルマップによると、その住所はこのポインタの場所。
確かに馬場跡とされている「長方形の土地」のど真ん中にありますね。
現在はマンションが建っています。
(「旧跡」パネルは見当たりませんでした。)
毎年「流鏑馬」が開催されている
幕府の「馬場」があった「高田馬場」。
そんなゆかりがある高田馬場では、毎年「流鏑馬」が開催されています。
さすがに現在ドン・キホーテや住宅になっている場所は使えませんので、高田馬場駅至近の公園「都立戸山公園」にて、毎年「体育の日」の午後に公開。
これは、YouTubeに公開されていた2013年「高田馬場流鏑馬」の様子。
今年、2014年の「高田馬場流鏑馬」についてはまだ告知は出ておりませんが、毎年開催しているので、今年も10月13日・体育の日。
きっとこの伝統行事が見られると思います。
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