- 2014年08月27日12:00
【8月27日】今日は「男はつらいよの日」です
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45年前の今日、1969年8月27日に映画『男はつらいよ』第1作が公開されました。
それを記念して、本日8月27日は「男はつらいよの日」に制定されているとのこと。
『男はつらいよ』シリーズ、観たことありますか?
よく父が観ていたのですが、子供の私にはそれほど興味が沸かず、通して観た事はありませんでした。
20代中盤、既に主演の渥美清が亡くなった後、急にシリーズを観通してみるマイブームが起こり、そのほとんどを観たのですが……
いや、面白い。
特に私が観られるわけのなかった初期の寅さんは、記憶の中よりも(当たり前ですが)精悍で若々しく、ヒロインも美人。
毎回毎回お約束通りフラレてぷいっといなくなるフーテンの寅。
子供の頃、父親の隣で観た「男はつらいよ」では義兄のやんちゃに困るボヤキ芸人となっているヒロシが、最初期はさくらとの結婚を寅さんに認めてもらいたい純朴かつパワフルな青年であった事もびっくり。
シリーズが進むにつれて変わっていく一部の役者(加齢の見た目だけでなく、役者自体のバトンタッチで)、
最初から亡くなってフェードアウトするまで姿の変わらない御前様(笠智衆)、
その歴史を一気に観るフェアというのも楽しい時間でした。
コメディ映画ですが、流れ者稼業の寅さんの生き様は、面白おかしい中に「一匹狼」のごとき挟持や覚悟が見え隠れし、哀しいカッコよさがあります。
後期になってくると甥である満男(吉岡秀隆)の恋話がメインになってきて、寅さんの出番が少なくなるのが残念ながらも……渥美清の年齢、体調の事を考えれば致し方無い判断だったのかもしれません。
レギュラー陣の中でも役者の変わっているキャラクターがいますが、私にとっての「おいちゃん」は森川信ですね。時代的には完全に下條正巳のおいちゃんしか知らないはずなんですが。
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