- 2014年05月21日19:00
高田馬場の”街の本屋さん”「ブックス高田馬場」5月で閉店……
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高田馬場の「街の本屋さん」ともいうべき「ブックス高田馬場」。
手書きの最新コミックスのタイトルPOPをベタベタと貼り出すこの営業スタイルが個性的で、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
この「ブックス高田馬場」、今月一杯で閉店との情報が入って来ました。
おいこら、誤植。 pic.twitter.com/iIOjEW7hku
— 猪原賽 (@iharadaisuke) 2014, 4月 21
と、私自身もちょっとしたこの張り紙の間違いをTwitter上でネタにしたりしていましたが、
朝8時から深夜1時まで、長い時間開いている書店として重宝していましたし、愛着あってこそのツッコミです。
それが5月一杯で閉店……。
既に閉店を見込んだ店内は、本棚の半分以上が空き、なんとも寂しさを感じる店内。
いち早く「ブックス高田馬場」の閉店を知った方の報告によれば、
「メイン客であった若者がAmazonに流れてしまった」ことが、閉店のキッカケなのだとか。
都内でも若者の多い街のひとつ・高田馬場でさえこの状況。
Amazonという黒船が地方の小書店をどんどん疲弊させているという話をやっと体感した思いです。
Amazonは便利、電子書籍は便利、
その一方でやはり本屋での紙の書籍の買い物には、「探す」「ジャケ買いする」楽しみがあったのも事実。
二者択一的に語れるものでもなし、これは業界全体としても様々な側面から論文的に書けるレベルの問題です。
今はそんな小難しいことは置いておいて……
古き良き「街の本屋さん」がまた一軒消滅するというご報告のみにしておきましょう。
ブックス高田馬場
東京都新宿区高田馬場1丁目33−9
一方、高田馬場駅西側「あおい書店」は24時間営業になっていた。
■深夜営業開始!「あおい書店」高田馬場店が24時間営業化!
本屋さんで本当にあった心温まる物語 (心温まる物語シリーズ)
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川上 徹也
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