- 2014年04月20日12:00
新商品!カップヌードルエスニックシリーズ「トムヤムクンヌードル」「ミーゴレン」レビュー

カップヌードルの日清が、新たに投入した「カップヌードルエスニックシリーズ」。
「インドネシア風甘辛焼きそば ミーゴレン」と「トムヤムクンヌードル」。
それぞれインドネシア・ニッシンマス、タイ日清という日清の現地法人と共同開発したというこのエスニックシリーズ。
これは期待できる! とさっそく食べてみました。
トムヤムクンヌードル


「トムヤムクンヌードル」は、トムヤムペースト付き。

「現地でも製造・販売されているカップヌードルだからこそ、すばやくキャッチ」
ほう、確かにネット上で見られるトムヤムクンヌードル体験者は、
「現地で食べてなんで今まで日本でも出ないのか不思議だった」的な声も見た気がします。

エビや唐辛子などの乾燥具は、いつものカップヌードルと同じく麺と共にカップの中に直に入っています。

お湯を注いで3分。フタ上であたためておいたトムヤムペーストをかけて、いただきます。
(ちなみにこの時、トムヤムペーストを入れずに食べると、完全にカップヌードルシーフードの味だ、との声も。)

酸味と辛味。そしてココナッツミルク風味の甘さ。ええこれは完全にトムヤムクンだ。

トムヤムクンとは、トム(煮る)、ヤム(混ぜる)、クン(エビ)。
エビが入ってないことにはトムヤムクンではありません。そしてもちろんカップヌードルですからエビは入ってます。しかし……
心なしか、普通のカップヌードルのエビより美味しい気がします!
これはうまい。買いです!
スープまで飲み切った。
NISSIN FOODS HOLDINGS CO.,LTD.
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おや、Amazonには現地のトムヤムクン味カップヌードルが。
ちょっとこれ買って、食べ比べてみたいですね。
インドネシア風甘辛焼きそば ミーゴレン

こちらは四角いカップ。

電子レンジで調理する「カレーメシ」と同じパッケージかな?
じゃないにしても似た形で、ついついカレーメシと同じく電子レンジで調理するのかな……と思ってしまいそうですが、

その点は、大きく注意書きが。「電子レンジ調理不可」です。

タイの現地法人がトムヤムクン味のカップヌードルを出していた事を考えれば、このミーゴレンも現地インドネシアでは既に発売されて人気の商品なのかしら。

乾燥の具は麺と同梱。
その他に液体ソースと、後がけフライドエシャロット。

お湯を注いで3分。湯を捨て、フタの上であたためておいたソースをかけて……

麺を高く持ち上げながら混ぜるのが、ソースの水分を飛ばす、カップ焼きそばを美味しく食べるためのちょっとしたテクニックですよ。
うん、香りがよい。甘辛焼きそばらしい、ソース焼きそばとは違うコクを香りから感じます。

よく混ざったところで、フライドエシャロットをオン!
ふりかけと考えると、かなり量の多いエシャロット。甘辛いソースの香りに、香ばしい香りが加わって、うむ、これは食欲をそそる……!

ソース焼きそばとは似て非なる、たしかにエスニックな麺料理。
東南アジアのテイストという意味では、トムヤムクンヌードルよりも「らしさ」が出ているように思いましたね。
うまい。
これ、U.F.O.大盛りサイズで食べたいんですけど……!w
これはさすがに、現地バージョンは売ってないかな?
<総評>

どちらも本場の日清現地法人と共同開発しただけあって、味は思ったより本格的。
それに対して麺はいつものカップヌードルのチープさ(いい意味で)。
この組み合わせがまた”カップ麺”のジャンクさを引き立てていて、まさにカップヌードル meets エスニック。確かに”カップヌードル”が主体となっていました。
まあ……特にトムヤムクンヌードルに関しては、辛さと酸味がもっと強くてもいいかなーとも思ったんですが……

トムヤムクンヌードルのフタの裏には、こんな言葉が。
「その地域の人の感覚にあわせ、末永く愛されていくブランドになるための、カップヌードルの『グローカル(グローバル+ローカル)戦略』」
これは逆に、タイとインドネシア現地の味そのものを持って来たら、日本人の舌には合わないのでは? という、日本人向けのグローカルなのかもしれませんねw