- 2014年04月09日12:00
無人駅のSuica改札ってこうなっていたのか……
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なんだこの改札は……!?
と面食らってしまった筆者。
ここは東京。
とは言え福生。JR八高線・東福生駅です。
Suica1枚持っていれば全国区間どこでも利用が可能になったICカード型乗車券。無人駅はどうなっているのかな? と思いきや、こんな簡易改札が設置されていたんですね。

東福生駅は平日有人、土日は無人駅となっている小さな駅……という話ですが、この日は平日の昼間。
無人駅でした。

Suicaの利用者はこの簡易改札機にSuicaをピッピッとタッチ&ゴー。

ほんと簡易的なシステムで、本来のSuica改札機で出来る「オートチャージ」は出来ません。

この真ん中の箱は、切符回収ボックス。ICカードではなく、通常の切符を買ってここまで来たお客はここに切符を放り込むわけです。
私と同様こういう改札を初めて見た他のお客さんが、チャージ額が足らず、まごまごとしている様子も見えました。
そんな方は別に改札ドアに阻まれているわけではありませんから、

一旦出てしまって、この右側の券売機でチャージをし、もう一度出場側の簡易改札にピッとすればよし。
それにしても「野菜の無人販売機」が成り立つ日本ゆえにこんな改札もあるのだなとも思いましたし、Suicaという「入場・出場データ」が書き込まれるシステムだからこそ、とも思いました。
東福生駅は米軍基地の最寄り駅でもあります。
そのせいかこの駅を利用するお客には外国人の方も多かったですね。
物珍しさにわたしが写真を撮っていた間にも何人もこの改札を利用してましたが……
駅員さんがやって来ました。

一緒の電車に乗っていたのか、すぐさまこのシャッターを開け、券売機の裏側に。
この駅にはこの券売機ひとつしか無いのですが、この券売機の集金なのでしょう、画面は「調整中」に変わり、使えなくなりました。
この間中に入りたい、改札を通りたいお客はどうするのかなーと思っていたのですが、駅員さんは券売機の下に「入場証明書」を置きました。
これを持って行けば、確かに「東福生駅」から入場した事が証明され、目的地で正しく精算出来るというわけです。
まあ、でも、外国人はそんなこと気にせず、「おや、券売機が動いてない」というリアクションをしたあと、スルッと階段を降りて行きました。
駅員さんも券売機の裏側にいるので、そんな事気付きもしません。
あの外国人の人、目的地の改札を出る時きっと一悶着あったんじゃないかなーと心配しながら、私は東福生駅をあとにしたのでした。
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