- 2014年02月14日19:00
KFCのチキンは部位を選べないと聞いたけどしれっと指定買い出来たので「オリジナルチキン・キール」と「骨なしケンタッキー」（共にむね肉）食べ比べてみた！
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先日KFCの「骨なしチキン」をレビューしました。
その記事を見た友人と、
友人「むね肉ならオリジナルチキンのキール（むね肉）がいいなあ」
――でも、オリジナルチキン、部位選べなくねえ？
友人「えっ」
――えっ
という一幕がありまして。
■KFCファン待望のお手軽さ！新商品「骨なしケンタッキー」食べてみた！
（ケンタッキーフライドチキン｜「Q&A」よくあるお問い合わせより画像転載）
KFCのオリジナルチキンは、上の画像のように５つの部位に分かれています。
一般的な常識でいえば、この部位をお客は選べないことになっているのですが、「Q&A」のコーナーからちょっと抜粋しますね。
”部位によって形が異なりますが、どのお客様にも公平に商品をご提供できるよう、組み合わせを決めさせていただいております。
パーツのご指定につきましては、上記の通り、商品の特性上、原則お断り申し上げておりますが、その時の調理状況によりましては、「サイ（腰）」を除く部位において、少数であればご要望にお応えできる場合もあります。”
（強調・筆者）
「原則お断り」だが、「『サイ（腰）』を除く部位において、少数であればご要望にお応えできる場合も」ある。
で、実際冒頭の友人はこれまで「キール」一択で指定買いして来たし、怒られたこともないとの事でした。
おお、これはいいこと聞いた。
というわけで早速買って来ました。
左が「オリジナルチキン・キール（むね肉）」、右が「骨なしケンタッキー」です。
ちなみに買う時こんなオーダーをしました。
――骨なしケンタッキーひとつと、オリジナルチキンのキールをひとつください。
店員「骨なしケンタッキーとキールひとつですね」
――（おや、なにも言われない。）
店員「骨なしケンタッキーひとつ、キールの部位をひとつご用意させていただきました」
――ありがとうございます。
キール（むね肉）選べたよ。すんなり。
ただ、公式でも答えているとおり、「原則お断り」「少数であれば」「サイ（腰）を除いて」要望に応える事が出来る場合がある、というわけで、もし断られてもその際は、
――キールが来ることを祈ります。
としか言えないことは覚悟しておきましょうｗ
さて、で、「オリジナルチキン・キール」と「骨なしケンタッキー」の話。
見た目はそんなに変わりがありませんね。ですが……
おや、これはかなり高さが……
かじるとわかる、その肉の厚みの違い。
おおぅ、激厚……！
味も当然差異もなく、
これはオリジナルチキン・キールの圧勝か!?
ただし、部位は選べても大きさまでは選べませんから、たまたま大きいキール・小さな骨なしケンタッキーが渡されたのかもしれません。また、
オリジナルチキンは当然このように骨が残りますし、骨の周囲の肉は「骨なしケンタッキー」に比べ繊維質が残り、また雑味もあるように感じました。
やっぱり「骨なしケンタッキー」は骨を完全に取り去る処置を施してあるわけで、その分食べやすく胸肉そのものをみっしりといただける印象。
それに、それぞれ１ピース買うと共に240円。
同じ値段ですから、処置の手間を考えれば大きさの差は妥当かもしれません。
単純に今回の比較では、大きさのみで判断すれば「オリジナルチキン・キール」に分がありますが、食べやすいかどうか、それによる食味の違い等、個人の好みや事情によっては「どちらが良い」と一概に言えませんね。それに、
「キールください」が通用しない場合もある可能性も考えれば、そもそも比べられない事態もありうるわけで。
余談。
キールの残った骨の一部は軟骨。食べられます。食べました。
焼き鳥で言うと「やげん」の部位。これ、胸肉のあたりにあったんですね。
KFC ケンタッキーフライドチキン
http://www.kfc.co.jp/
