- 2014年02月14日12:00
ハンバーグ、から揚げ、ティラミス…その全てが”ちくわぶ”!ちくわぶ料理研究家のちくわぶ料理フルコースを体験しに「ちくわぶナイト」行って来た
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ちくわぶ料理三昧。
それは、
ちくわぶナイト。
日暮里でそんな素晴らしい夜が過ごせると聞いて、いてもたってもいられなくて行って来ました。
JR鶯谷駅が最寄りの隠れ家カフェ「ねこまる茶房」。
ここで月1、2回ほど開かれる、ちくわぶ料理フルコースが食べられるイベント。
それが「ちくわぶナイト」です。
ヤバイこれ。ちくわぶの未来と発展を見た!
東京都荒川区東日暮里。
JR鶯谷駅が最寄りの住宅街に、ぽつんと住宅があります。
下町に似つかわしい一軒家。ここが「ねこまる茶房」。
本来は週末だけオープンする隠れ家カフェ・ギャラリー。
(ねこまる茶房公式サイトより転載)
猫モチーフの料理と飲み物、そして雑貨にあふれた猫三昧カフェ。
そしてたまにはリアルに「猫」が接客することもある――猫好きさんにはたまらないスポットとして有名なお店なんですが……
今日は「ちくわぶ」です!
猫ではなくて「ちくわぶナイト」のレポートなのです!
(写真はオリジナル箸置き。猫とちくわぶ。)
こちら「ねこまる茶房」のオーナー・丸山晶代さんは「ちくわぶ料理研究家」。
数々のちくわぶ料理を開発し、自分のお店で提供することにより、ちくわぶのメジャー化を図る……そんな試みをしている方。
去る2月12日、第19回「ちくわぶナイト」。
予約限定10名のちくわぶフルコースイベントが開催されると知り、
おでんの種と言ったらまずちくわぶ!
のわたくしは居ても立ってもいられず予約し、足を運んだというわけです。
いえぃ! ちくわぶ最高!
まずはビールから。ハートランドいただきます!
おや、猫モチーフのカフェ・ギャラリー「ねこまる茶房」だけあって、グラスからして猫のデザイン。
通常のカフェ営業に来てもこれは楽しげ……
ですが! 今日はちくわぶナイト!
(しつこい)
こちらが前菜です。
3種盛りになっているこのプレート。当然全てちくわぶ料理です。
ちくわぶポテバーグ。
ハンバーグですが、なにやらうっすらとドーナツ状のものが透けて見えてますね。これもしかして……
ちくわぶだ!
カレーの味が染み込んだちくわぶが、ジャガイモとひき肉のハンバーグに練り込まれています。
丸山さん「カレーの味を染み込ませたちくわぶがソース代わりです。液体のソースじゃないので、(こうやって練り込むことで)当然こぼれることなく、お弁当のおかずに良いですよ」
ちくわぶのツナマーボー。
中華風にアレンジされたちくわぶ料理。ツナを使用することでコクも強いですね。
これはビールを頼んで正解でした。
ちくわぶのピーナッツ和え。
一方こちらは甘めの一品。これは通常のちくわぶと食感が違います。
メニューには「こっくりとしたちくわぶ」とありますが、この料理だけ特別なちくわぶを使っているらしく、確かに食感が違いました。
もっちりかつ歯切れの良いちくわぶ。
ここで、「ちくわぶフルコース」とは別のアラカルト料理を一品頼んでみました。
- ちくわぶのからあげ
- 焼きちくわぶ
ちくわぶのからあげで。
いやあ、唐揚げ大好き!
ちくわぶ大好き!
これ以外の選択肢があろうか! いや、ない!
しかしこれは完全にちくわぶだ!
かじって断面見ても当然ちくわぶ。
ちくわぶ以外の何モノでもない!!
しかしこれ、ちくわぶにから揚げ粉付けて揚げただけなんでしょうか。
丸山さん「味付けは昨日から、2日かけてちくわぶに染み込ませているんですよ」
おお、なるほど。もちろん鶏のから揚げのような繊維質の肉にくしさこそありませんが、もっちりとした中身――つまりちくわぶは、味も食感も衣と一体となっています。不思議だ。
ビールください。
「水曜日のネコ」いただきます。
から揚げにはビールだよね!
と、から揚げ(ただしちくわぶ)をつまみにビールを飲んでいると……
本日のメイン、ちくわぶのカレーうどん風。
ああ、これカレーうどんだ。
いや、ちくわぶだ。
歯車のような円形の断面あってこそのちくわぶを大胆に縦斬りすることで、まさにうどん然とした姿に変身させるカンタンかつ驚愕のテクニック。まさにコロンブスの卵。
ちくわぶ、小麦粉ですもんね。そりゃ「麺」と言っても過言ではない。
しかし、
今まで食べたことのない「麺」だ。
コシがある、そして歯ごたえもある。
うどんにはない特別な歯切れの良い小麦粉のみっしり感。
ちくわぶだ。
(あたりまえだ。)
そしてすごいボリュームだw
これだけみっしりしているんだから、そりゃ腹もふくれる。
だが完食。
そしてデザートが残っている。
ちくわぶティラミス。
これ、ちくわぶいらないんじゃあ……という声が聞こえて来そうですが、それは早計です。
ティラミスといえばマスカルポーネチーズ。しかしちくわぶティラミスの材料は「豆腐」。
豆腐とレーズンの淡い甘さに、
コーヒー・黒糖・ラム酒でしっかり味付けされたちくわぶが重なっている。
このちくわぶのパンチある甘さがないことには完成されないデザートなんですよ!
なんだこれ! ヘルシー!
器まで舐めたいほどに楽しんだのでした。
これにて「ちくわぶフルコース」は終了。
フルコース代金2,000円。(ドリンク・アラカルト別)
みっしり小麦粉三昧ですげえ腹いっぱい。
すげえな……ちくわぶ……。
お会計の後は、丸山さんオススメの「川口屋のちくわぶ」を1本お土産にいただきました。
「川口屋」は赤羽のちくわぶ屋さん。
丸山さんのちくわぶ料理はこちらのちくわぶを使用しています。
今回「ちくわぶナイト」に参加していたご常連の方々も、
「川口屋のちくわぶを食べると、他のブランドのちくわぶが食べられなくなる」
と感動していたほどのちくわぶ。
川口屋のちくわぶは都内のスーパーに卸されているものの、市場を通しているので、どこで買えるかはわからないそうですよ?w
ご近所のスーパーでちくわぶを見かけた時は、メーカーの名前を確認してみましょう。
そしてそれが「川口屋」なら、即買い!
料理法なんでおでんしか思いつかないよお……と言うなら、
丸山さんが「ねこまる茶房」アカウントでクックパッドにちくわぶ料理レシピを紹介しています。
(→http://cookpad.com/recipe/list/5964513)
この他にも「ちくわぶぜんざい」等、白玉粉の代わりにちくわぶを使用するという手も。
おでん種としてのちくわぶしか知らない方に、ちくわぶの未来を感じて欲しい、ちくわぶオリジナル料理の数々。
「ねこまる茶房」の「ちくわぶナイト」で体験するのもよし!
自分で作るのもよし!
東京ローカルおでん種であるちくわぶ。
地方出身者に「小麦粉かよ!」「ちくわすらも代用するのかよ!」と総ツッコミされる勢いの食材ですが、こうして様々な姿にアレンジし、ちくわぶを全国区の食材にしようと目論むちくわぶ料理研究家・丸山晶代さんの活動、ちくわぶ好きの一人としてぜひ応援したいと思います!
ちくわぶ料理研究家 丸山晶代の『I love ちくわぶ』
http://nekomaru.sakura.ne.jp/chikuwabu/
ねこまる茶房
http://nekomaru-sabou.com/
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