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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

極厚ツナトーストが絶品!江古田の喫茶店「モカ」のトーストセット

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江古田の喫茶店で「ツナトーストセット」をいただきました。
……が、

このツナトースト、でか過ぎねえ!?

「モカ」。それがこのツナトーストが食べられる喫茶店の名前です。
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西武池袋線・江古田駅。その北口の武蔵野音大までの商店街、「音大通り」にこの喫茶店「モカ」はあります。
私自身、江古田は学生時代と卒業後の8年、都合12年を過ごした街ですが、この喫茶店はちょっと入りづらい雰囲気があった。というわけで江古田を離れて10年弱。実は初めて入るお店です。

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営業時間は朝9時から。
ドアにこのメニュー看板が出ていれば営業しているサインです。
私は朝9時半過ぎに到着。
とにかく「モカ」はトーストの厚さで評判のようです。
見てのとおり「A SET 厚焼きトースト....555」とありますが、C、D、Eのトーストも同様に「厚焼き」なんだそうですよ。
ここは朝っぽく、「C SET ツナトースト」でもいただきましょうか。

お店はこじんまりとした狭小店。1階は5人も座れば満席っぽいカウンター席。
階段を上がるとテーブル席があるようですが、今回はカウンターに就きました。
ツナトーストをオーダーし周囲を見てみます。
カウンターの中には「ママ」と呼びたくなる女性が1人。おそらく「モカ」の店長。
そしてカウンター席には既に3人ほどの中年男女の客がおり、「ママ」と談笑しています。
おそらくご近所にお住まいの常連さんでしょう。
そこに新参者が1人。若干の居心地の悪さを感じながらも黙って待っていると、トーストとコーヒーのいい香りがしてくる。

ふと見上げると……

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ママ「はい、ツナトーストどうぞ〜」
――(うわ! なんだこのデカさは!)すごいの来ちゃった!
ママ「たっぷり食べてねー」


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食パン半斤くらいあるんじゃないかとビビる厚さのツナトースト。
おそらく実際は「3枚切り」にあたる厚さかと思います。
その上にたっぷりのツナが乗っており、レモンスライスが添えられています。

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それだけではなく、サラダも盛りがすごい。
ざっくり切ったゆで玉子も入っているポテトサラダは、幅よりも高さのほうがある勢いで山盛り。

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一切れ食べてみました。見てください、この断面。
激厚トーストがどれだけふっかふかなのか、ツナがどんだけたくさん乗っているかわかるでしょう。
こんな柔らかいパンに、焦げ目のカリカリ感、ツナとマヨネーズのコクにバターの塩味……

こりゃうまい。

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そんな超ボリュームなサラダにとトースト、それにミニゼリー(おそらく自家製)とコーヒーが付いて、

670円。これは良い。

まず店先で入りづらい、
入っても常連ばかりで居心地微妙、
しかし話してみるとママはニッコリ笑顔で気さくにトークに応じてくれ、
おいしくてボリュームあるセットをいただける。

え、俺都合12年江古田に過ごして、何でココ来なかったの?

と失った時間を思い、けっこう歯噛みしました。

見ると店内の壁には、毎年モカの「○周年」を祝う寄せ書きが。
ウワサによるとこの商店街の先にある音大の学生が入れ替わり立ち代り代替わりバイトをして、その友人らがまた客になって寄り付くという、地元の学生達にも愛されて来た店のようです。

江古田は学生街。
武蔵野音大、日芸、そして我が母校・武蔵大学の3つの大学があり、それぞれの学生達が過ごしている街。
しかし実は3者の生活圏は狭い江古田の中で微妙に住み分けられ、せめぎ合っていた実感が学生の当時からありましたから、きっと私がこのお店に来たことがなかったのも、きっとここは「武蔵野音大テリトリー」だったんでしょうねw


モ カ
東京都練馬区栄町39-5
(営業時間/9:00〜19:00頃)


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