- 2014年02月01日12:00
幻となった「栄楽」の味を求めて……「丸長 新井薬師店」に行って来た
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こういうのがいいんだよね、こういうのが。
魚介ダシ、魚粉たっぷり、濃厚どろり。そんなつけ麺がもてはやされ、実際食べて美味しいわけですが、たまにはこういう「昔ながらのシンプルなつけ麺」が食べたくなるんです。
ここは中野区、西武新宿線・新井薬師前駅の駅前「丸長 新井薬師店」。
つけ麺と言えば東池袋大勝軒の大将・山岸氏ですが、大勝軒系も元を辿れば行き着くという「丸長のれん会」、そのひとつがここ「丸長 新井薬師店」です。
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これが新井薬師前駅 駅前の「丸長 新井薬師店」。
ネットに散見する評判では、「野菜つけそば」が人気のようです。

野菜つけそばは700円。これは試してみたい……が、私が丸長系で好きなつけ麺は、「生玉子トッピング」なんですよ。というわけで評判の野菜つけそばはまたの機会にして、

「つけそば(生玉子)」600+50円。


つけ汁は醤油味が濃くて、あまりダシの味は強くないです。
酢もやや薄めかな。
だが、それがいい。そんなシンプルなつけ麺が食いたいんですよ俺は!
具は細切りチャーシューにメンマ、そして玉ねぎ。

卓上には一味や酢が用意されていますから、「もうひと味」はカスタマイズすればOK。

そしてこちらの特徴は、自家製麺の麺。
太めでやや縮れのある麺は、しっかりとコシがあり、つるりとしていて美味しい。
正直、閉店前数年間の「栄楽」は、かつてあった麺のコシが失われ、「最近茹で過ぎな気がする……」と残念に思いつつ、それでも満足して食べてました。
ですが「丸長 新井薬師店」の自家製麺のこの麺は、私が好きだった頃の「栄楽」の麺に近い太さとコシ!
ああ、もっと早くこの店に来るべきだった!
大満足、大感激で並盛りつけそば(生玉子入り)をぺろりと平らげ、冷たくなってしまった残ったつけ汁。
店主におそるおそるスープ割りを頼んでみると、もちろんスープ割りにも対応。
あったかさを取り戻し、スープで薄まったつけ汁を飲むと……
おや、これは……!
昔ながらの、旨味ではなく醤油の味の強いつけそばのつけ汁だったものが、足された煮干し系のスープによって旨味が倍増。
これは実はここ「らーめん」がうまいんじゃなかろうかと思うくらいの〆のスープとなり、こちらもぺろぺろと丼を舐めたい勢いで完飲。
評判の「野菜つけそば」は、もやし・ニンジン等の野菜を炒めてつけ汁に浸したもの。
そしてスープ割りから想像される「らーめん」。
どちらも早急に試してみたい……! と思いつつ、

なかなかこののれんをくぐれないのは、ちょっと営業時間が短いんですよね……w
(夜の営業は19:30まで)
丸長 新井薬師店
東京都中野区上高田3-41-6 薬師駅前協同ビル 1F
(11:00〜14:20/17:00〜19:30 日曜定休)