- 2014年01月20日12:00
仏のドキュメント映画『美輪明宏 黒蜥蜴を探して』他――池袋・新文芸坐で美輪明宏オールナイト開催!
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昨年末の紅白歌合戦で出演者最年長記録に並んだ美輪明宏。
その前年の紅白では史上最年長初出場の記録をうちたて、披露した「ヨイトマケの唄」にしびれた視聴者も多いと思います。
そんな美輪明宏を追ったフランスのドキュメンタリー映画を始め、美輪明宏の代名詞でもある『黒蜥蜴』等を一挙上映するいわば「美輪明宏オールナイト」が池袋・新文芸坐で開催されます。
『新春シャンソン歌手ナイト 美輪明宏編』。
期日は1月25日、入場料金は2,200円。
『美輪明宏ドキュメンタリー 黒蜥蜴を探して』。
しかしこれは知らなくても当然だったかもしれません。このドキュメンタリー映画はフランス人監督による2010年製作のフランス映画。
(日本でも遅れて公開されています。)
この映画の予告編を見ると美輪明宏のインタビューと、その他関係者達の証言で彼の人生を追い、出演映画の一部や当時の写真をふんだんに取り入れたドキュメンタリーとなっているようです。
このドキュメント映画を筆頭に、そうした彼の思い入れの強い代表作『黒蜥蜴』等、美輪明宏関連作品を一挙上映しようという『新春シャンソンナイト 美輪明宏編』。
タイトルこそダジャレ感否めませんがw、これは注目の映画イベントですね。
上映作品は以下のとおりです。
- 『美輪明宏ドキュメンタリー 黒蜥蜴を探して』
- 『黒蜥蜴』(1968年/深作欣二・監督)
- 『黒蜥蜴の館』(1969年/深作欣二・監督)
- 『日本人のへそ』
ちなみに映画や舞台になっている『黒蜥蜴』。
美輪明宏はその戯曲を書いた三島由紀夫と深い縁があり、その交友に関しても『美輪明宏ドキュメンタリー 黒蜥蜴を探して』の中でも語っているのが、予告からも伺えます。
しかし『黒蜥蜴』とは、もとは江戸川乱歩の小説。
それを戯曲化したのが三島由紀夫版『黒蜥蜴』なのですが、来月新文芸坐ではこんなオールナイトイベントが用意されています。
『日本カルト映画入門Vol.1 幻惑の江戸川乱歩 編』。
このラインナップの中にも『黒蜥蜴』があります。
が、監督・井上梅次、出演・京マチ子の1962年版。
この2つのイベントで映画『黒蜥蜴』(1962年版/1968年版)を観比べるというのも楽しそうですね。
新文芸坐
http://www.shin-bungeiza.com/