- 2014年01月24日12:00
何かが倍量!?京都嵐山「鶴屋寿」の見たことない形状の桜餅に驚く
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皆さん大好き「桜餅」。
ですがこの桜餅、皆さんご存知 あの形……ではないこと、おわかりですよね。
滅多にお目にかかることのない桜の葉・二枚重ねの桜餅。
中身がまるで見えないこの特殊な形状のこちら、京都は嵐山「鶴屋寿」の「さ久ら餅」です。
いただきものなのですが、実際食べる前に目撃したこの形状だけでなく、パッケージを開けただけでもかなり驚いた。
ほんのり桜色の箱がかわいらしい「鶴屋寿」の”さ久ら餅”。
この状態でも桜餅のあの香りがふぅん……と香って来ます。
この香りに期待して、箱を開けて我々は驚愕した!
箱に直入れ。
時には過剰包装と揶揄されようとも、長期保存や衛生面の考慮から、何でも個分け包装が当たり前になっている昨今。この生詰め込み状態はかなりびっくりしました。
おかげで化粧箱に、千切れた葉すら付いてますw
ですが、桜餅の「桜の葉」は、独特の香りを放ちつつ、餅の乾燥を防ぐものでもあります。
いわゆる桜餅のように、ペッと巻いて貼り付けたのではなく、2枚の葉で上下に挟んであるこの「鶴屋寿 さ久ら餅」は、完全に餅を密閉。
個包装しては確かに情緒がなさそうな雰囲気があります。
まあ、とはいえ葉ごとイキますけどね!
餡はこし餡。
それを包む道明寺は着色されていない白の粗め。
上品な餡・餅部分を挟む桜の葉は香りが強くパンチがあります。
この時は数人この「さ久ら餅」をいただいたのですが、葉の香りがやや苦手な一人は、
「(桜の葉を)一枚はがしてちょうどいいくらいかな」と言っていましたね。
確かに絶対葉を剥がして食べる草餅と違い、桜餅の葉はそのまま食べても、剥がして食べても良いもの。
薬酒、セロリ、パクチー等、香りの強い植物が好物の私にはたまらない美味しさがありましたが、「一枚剥がす」ことで桜の葉の香りを自分好みに調節するのも良いかもしれません。
事実、鶴屋寿公式サイトでは、「さ久ら餅」をこのように一枚葉の状態で紹介していますし……
って別にこれは中身を紹介したいからですよねw
嵐山で60年以上愛される料亭土産の味。
京都へお立ち寄りの際はぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
京都嵐山 御菓子司 鶴屋寿
http://www.sakuramochi.jp/
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