- 2014年02月20日19:00
生誕50周年!洋風京菓子「千寿せんべい」が美しい!おいしい!オシャレ!
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なんか不思議なお菓子をいただいたんですよ。
これこそ和洋折衷ってヤツかな……と思うオシャレな「おせんべい」。
京都の菓子舗「鼓月」の代表銘菓「千寿せんべい」。
せんべい、と名は付いていますが、紅茶に、コーヒーに。
オシャレなカフェでいただいても良さげな雰囲気は、さすが京都のお菓子、といった風格。
個包装されているコチラ「千寿せんべい」。
京都出身の方の正月帰省土産としていただいたのですが、
「せんべい」というわりにはかなりオシャレな様子。
開けてみると、幾何学的と言っていいほどの均一な凹凸が表面にあり、漢字の「一」の字が中心にあしらわれています。
むしろ洋菓子「ワッフル」のようなものにも見えるのですが……
2枚重ねのそれは、中心にクリームが挟んであります。
波のような形が、きれいに重なっています。
ねえ、これ、ワッフルじゃね?
本当にせんべいなの?
「鼓月」の公式サイトによれば、
「波間に飛鶴の影が映る、おめでたい情景をあらわし、千代の寿ぎを願って「千寿」の名をつけました。
あっさりとしたシュガークリームをはさんだ口ほどけのよいヴァッフェル生地のおせんべいです。」
しかもその誕生は昭和38年(1963年)だというのだから、かなり歴史のあるお菓子。
「ヴァッフェル生地のおせんべい」と書いてあるので、やはりワッフルに近いせんべいなんでしょうか。
何に一番イメージが近いかというと、コレですね。
「ピーナツせんべい」。
このピーナツが入ってなくて、もっと落ち着いた優しい味とでも言いましょうか。
そんな洋風せんべいに、
たっぷりシュガークリームが挟んであるのですよ。
これがまあ、うまい。
漢字の「一」かと思いきや、
「波間に飛鶴の影が映る、おめでたい情景」
確かにせんべいの凹凸は波間に見え、そこにあしらわれた中心の焼き目は羽ばたく鳥の影にも見えます。
オシャレで遊び心もある、しかし丁寧な仕事の見える洋風和菓子。
しかも半世紀もの伝統もある京菓子。
これは確かに「京都土産」としてかなりポイントの高いお土産だと思います。
(京菓子處 鼓月公式サイトより)
これは覚えておかねばと公式サイトを探っていると、
「千寿せんべい50周年記念サイト」が公開されていました。
皆さんもぜひ「鼓月」の「千寿せんべい」、覚えておくといいですよ!
おみやげに、贈答に。ぜったい喜ばれると思います。
あと、後日デパートのお菓子売り場をウロウロしてたら、
類似品がいっぱいあった。
でも元祖はこちら、京都の「鼓月」千寿せんべいですよ!
それこそこの特殊な形状だけでなく、雁の影すらそのまま似たように焼き印してるメーカーがあって、ちょっと萎えましたね。
京菓子處 鼓月
http://www.kogetsu.com/