- 2014年01月07日12:00
食ったぞ!歴史的ローカルB級グルメ「伊勢うどん」!聞きしに勝るヤワさに驚愕!
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式年遷宮に湧いた伊勢神宮。
その土地には長い歴史のある地元の”うどん”があります。
「伊勢うどん」。極太で激ヤワなそのうどんは、コシや歯ごたえを重視する讃岐うどんを始めとしたうどん文化とは、真反対に位置する存在。
常々食べてみたいと思っていたのですが、さすがに伊勢まで行くのは……と悩んでいたのですが、新年早々買い物に出かけた「東急ハンズ」新宿店にて、伊勢うどんと出会うことが出来ました。
しかも、伊勢うどん大使・石原壮一郎氏から直接販売の営業を受けるという奇跡!!
(伊勢志摩経済新聞より画像転載)
この方が、「全国の人に「伊勢うどん」を知ってもらい食べてもらおうと活動する三重県松阪市出身東京在住のコラムニスト・石原壮一郎さん」。
Facebookページ「伊勢うどん友の会」設立者で、
食べるパワースポット「伊勢うどん」全国制覇への道
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石原 壮一郎
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このような伊勢うどん本を上梓するくらいの伊勢うどんエキスパート。
その方ご本人が、なんと東急ハンズで「伊勢うどん」とこの本の販売をしていたんですよ。
これは買うしかありません。
これが販売されていた「伊勢うどん」。
伊勢うどん
たまり醤油に鰹節やいりこ、昆布等の出汁を加えた、黒く濃厚なつゆ(タレ)を、太い緬に絡めて食べる。(略)
非常に濃いタレの色(そばつゆとは別物)から塩辛いと誤解されるような見た目であるが見た目程くどくはなく、概して甘みが強く後味はまろやかである。この濃いタレの色は、たまり醤油の色である。
麺は太めで非常に柔らかくもちもちしており、一般的なうどんとはかけ離れた食感を持つ。(略)
ゆで時間が長くても大丈夫な極太麺であり、具やトッピングが少なく濃厚なタレで味わう。極太麺であるために、麺を茹でる時間が非常に長く、通常のうどんが15分程度であるのに対して1時間弱ほど茹でる。
(Wikipediaより、強調・筆者)
うどんの麺は生の状態でパックされています。
――伊勢うどんは1時間くらい煮ると聞いたんですが、このうどんも自宅でそんなに煮るんですか?
石原氏「伊勢うどんというのは2回茹でるんですよ。その1回目の長時間の茹でをした状態でパックされてますので、これはご自宅では3分茹でるだけで大丈夫です」
――おお、それはカンタンだ。これください!
というわけで、自宅で調理してみたものがコチラです。
麺を3分茹で、パックにセットになっているたまり醤油タレをかけ、ネギをトッピングするだけで完成。
カンタンです。
すごい太い。ごブトい。
が、やわい。ものすごくやわらかい!
さすが1時間弱の茹でを経たうどん。コシなんてものはありません。
すいとんのようななめらかさがあるものの、やはりすいとんとは違う、芯まで茹で過ぎたプックリ感があります。
しかしそれがきちんとうどん状に残っているのは、実は茹でる前の生麺に、極太さだけでなく本来はかなりのコシがあるのではないでしょうか。
たまり醤油ダレはWikipediaのとおり、濃い色ですがしょっぱい濃さではなく、様々な出汁の甘さを感じます。
ネギだけという具のシンプルさが、その旨味を引き立てています。
食べごたえと、妙な魅力のある「伊勢うどん」。
まだ今なら東急ハンズ新宿店で買えるかもしれません。
これを食べてみて、さて実際伊勢の現地で食べる味は……と気になったら、
この本を手に、伊勢に行ってみるのも良いかもしれません。
現地で使える「伊勢うどん割引券」が付いてますよ!
伊勢うどん友の会
https://www.facebook.com/iseudontomonokai(Facebookページ)