- 2014年01月08日12:00
酸っぱいレモンが激甘に!ミラクルフルーツ体験してみた
当ブログはアフィリエイト広告を利用しています
ミラクルフルーツをご存知でしょうか?
これを食べたあとは小一時間ほど、酸っぱいものを甘く感じるようになる、不思議な果実。
昨年、友人宅でのパーティを開いた際、余興の為に参加者の一人が持って来たもの。
ひとしきりゴハンを食べ、酒を飲んだ後に、
「そろそろやるか」
「やってみるか」
「奇跡(ミラクル)の体験を!」
ウワサには聞いたことがあるものの、体験する機会のなかった人生初のミラクルフルーツ。
食べてみました。
個包装されたミラクルフルーツは、一人1個で充分。
これを説明書のとおり、口内を転がすように舐めるわけです。
ひとつぶはこの程度の大きさ。ピーナツくらいです。
これをこのまま口に放り込むと……
繊維の残ったドライフルーツ状になっていて、サクサクとした食感さえあり、フリーズドライ食品のようでもあります。
説明書には1〜2分口の中で転がすとありますが、30秒ほどで溶けてなくなってしまいました。
さて、ではいろんなものを食べて、どんな味に変わっているか体験してみましょう。
定番のレモンでミラクルフルーツ初体験。
甘いです。
これ甘いです!
しかもなんと言うか、砂糖みたいなくどい甘さ!
グレープフルーツに砂糖をかけて食べたことありますよね?
まさにあの味です。
不思議!!
どんどん試そう。
トマトジュース。
これもトマトジュースに砂糖ぶち込んだみたいになりました。
サングリア。
ただでさえ果物を漬け込んで甘くしているワインが、激甘ジュースに。
というか赤玉ポートワインみたいになります。
逆に、普通に赤ワインを飲むと、赤ワインがサングリアに思われるくらいです。
コーラも、より甘味がキツくなります。
唐辛子の種。全然変わりません。
当たり前です、ミラクルフルーツは、味覚のうちの「酸味」だけを「甘味」に変えるもの。
加えて言うなら辛味は味覚じゃなくて痛覚ですw
ミラクルフルーツの効果は「酸味」だけを変容させるので、とにかく飲むもの食べるものの味を構成する要素のバランスを著しく変化させます。
しかも完全に「酸味」が「砂糖甘さ」になるため、どれもこれもマズくなる。
特に吐き出しそうになったのは、ビール。
苦味と形容されるビールですが、やっぱり味の構成要素に酸味もあるんだなとわかりました。
さて、せっかくですから酢も試してみましょう。
左から黒酢、モルトビネガー、バルサミコ酢。
甘い!
酢が甘い!!
ぜんぜんイケる! なにこれ不思議!! と思いきや、罠がありました。
ミラクルフルーツは舌の味覚を変えるだけ。なので酢を飲み込むと……
ノドが焼ける。痛い。
酢がノドを通る時の刺激は変わらないのです。
舌では全然飲めるレベルの甘さなのに、飲み込むとむせる。
飲めるけど飲みたくない状態に。
皆、ちょっとずつ体験して、確かに激烈に甘くなる。不思議だ。しかし……
「これ効果どんくらいもつんだっけ」
「1時間くらいだってよ」
「え、もういいよ……」
と2、30分で飽きた。
ミラクルフルーツはAmazonで、10粒1710円で買えます。
一度は体験してみたい、ミラクル体験。
余興にはもって来いのちょうど良い値段かと思いますw