- 2013年12月14日12:00
「ゆるキャラグランプリ2013」下位キャラが下位である理由を埼玉のマスコットキャラクターを例に考察してみる
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(熊谷市公式サイトよりキャプチャ)
1位、さのまる(栃木県)。
2位、出世大名家康くん(静岡県)。
3位、ぐんまちゃん(群馬県)。
もちろんこのランキングは今年の「ゆるキャラグランプリ2013」の投票結果。
惜しくもベストスリーを逃した第4位は、埼玉県深谷市の「ふっかちゃん」でした。
埼玉出身者の私としては、埼玉のゆるキャラの活躍、うれしいです。
え、この写真は誰かって?
コイツは熊谷市のマスコットキャラクター、「ニャオざね」。
総合順位は340位と、まったくふるわなかった部類のヤツです。
最近NewsACTでこんな記事も書きましたね。
■練馬区の新ご当地グルメ「練馬野菜ぎょうざ」食べ歩きイベント開催中
このサイトには「練馬野菜ぎょうざ」をPRするキャラクターがいるんですが、そいつには今名前がありません。
来年ゆるキャラグランプリにエントリーするには、名前が必要ですよね?
(iso.laboよりキャプチャ)
どうですか、練馬区観光協会さん。
練馬の野菜餡ぎょうざ。練餡。ねりあん。
名前には意味や由来が必要だと思うんです。
ゆるキャラとして人気が出ることが、街の観光の活性化に繋がるなら、まず名前を!
正しい由来のある名前と、
それに合うデザインを!
と思うのですがどうでしょうか。
このキャラのデザインはいいんです。
練馬の野菜を材料にしたぎょうざ。
まさに国民に認知してもらいたい「練馬野菜ぎょうざ」の姿として、正しいデザインだと思います。
あとは名前です。
俺が勝手に付けた「ねりあん」なんて却下でいいですから、ぜひ名前募集をして、来年のゆるキャラグランプリにエントリーしましょうよ!
名前募集のコンテストあったら、そしたら私は改めて「ねりあん」で応募しますよ!
で、冒頭のコイツの話に戻ります。
「ニャオざね」。
「熊」谷市なのに、猫。
熊谷次郎直実(なおざね)から拝借して「ニャオざね」。
なのに武将感ゼロの、単なる服着た猫。
なんのつもりかと。
確かに「ゆるキャラグランプリ」だけど、
ユル過ぎるにも程がある。
(写真は熊谷商工会議所公式サイトより転載)
「熊谷市」という地名を姓として名乗った、平家物語でも活躍する全国区の知名度を誇る有数の武将の一人、熊谷次郎直実。
熊谷駅前にはその銅像が立ち、市のシンボルになるほど。
その名前をいただいておいて、
どうしてTシャツズボンの姿なんだね?
甲冑ぐらい着たらどうなんだい?
そんなんじゃ340位も納得だよ!!
まあ、ゆるキャラグランプリに出すくらいなら、もうちょっと気を使って熊谷らしい、熊谷の要素をふんだんに盛り込んだ名前やデザイン考えましょうよ、という……
提言です。悪口じゃないです。
少なからず熊谷市と縁のある埼玉県民の一人としては、「ニャオざね」340位の体たらくはザンネンと思うと同時に、当然だろと思います。
さらに戻って、熊谷市のお隣・深谷市のキャラクターに登場してもらいます。
(画像はふっかちゃん公式サイトより)
これが「ゆるキャラグランプリ2013」堂々4位、
お隣・深谷市のキャラ「ふっかちゃん」です。
名前こそぞんざいですけど、深谷名産のネギを大胆にアタマに突き刺した深谷度MAXのデザイン。
これほど深谷という土地を体現したキャラクターデザインはないですよ。
だってこのネギ、耳じゃないもん。完全に突き刺さってる。
深谷の名産、深谷ネギが2本も刺さってる。
でもなぜかかわいい。
どうですか、「ニャオざね」に何が足りないか、わかりますよね。
改めて言いますよ。
少なからず熊谷市と縁のある埼玉県民の一人としては、「ニャオざね」340位の体たらくはザンネンと思うと同時に、当然だろと思います。
提言です。悪口じゃないです。
私は熊谷市を舞台にしたマンガを描いて、聖地巡礼で熊谷が賑わえば……と考えた者ですよ?
残念ながら打ち切りでまったく話題になりませんでしたけれども。
アツいぞ熊谷! がんばれ熊谷!
来年の夏は最高気温更新だ!!
【猪原賽】