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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

東日本最大級のハニワ窯跡「生出塚遺跡」の国重要文化財指定埴輪を見てきた

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埴輪が並んでいます。
古墳に埋葬されるヒト型の副葬品。あるいは古墳の上に並べられる装飾品。

埼玉には全国的に有名な古墳群「さきたま古墳群」がありますが、
(参考:NewsACT : のぼうの城ロケーション探訪! 十万石忍城と、石田三成の大失策「石田堤」、あと古墳を見てきました

実は筆者の実家のある埼玉県鴻巣市には、
東日本最大級の埴輪生産遺跡
があるんですよ。

そこで発掘された埴輪を、実際に無料展示している場所があります。それが……


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鴻巣文化センター「クレアこうのす」に来てみました。

埼玉県民の皆さん、特に運転免許を持っている方は必ずこの建物の横を通ってると思います。
埼玉県民免許保持者が必ず行かねばならない埼玉の免許センターが、この施設のすぐ傍にあるからです。
いやあ、埼玉の免許センターはなんでこんな辺鄙な場所にあるんでしょうね。(暴言)

「クレアこうのす」は、かつて鴻巣にあった公共ホール施設「鴻巣市民会館」を取り壊し、2000年に新規にオープンした大ホール施設。その収容人数は1,000席を超える大ホールと300席を超える小ホールなどを擁する、かなり大規模の施設になっています。

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ちなみにこの日、市内の中学校の合唱コンクールが開催されていたようですが、普段はコンサート、ライブ、落語、能・狂言など様々なイベントが開かれる場所。

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どうしてこんな辺鄙な場所に(また言った)こんな大きなホールがあるかと言うと、
この写真の場所にかつて「鴻巣市民会館」がありました。
狭いですね、小さいですね。
これくらいが身の丈に合ってるようにも思うんですが、ここで大々的に開催された某有名演歌歌手のリサイタル。
その際その某演歌歌手が「狭い、汚い」とさんざ文句を言ったことがあるらしく、

じゃあもっと大きくてキレイなホール作ってやるわ!!

と当時の市長が怒って「クレアこうのす」への建て替えをプランニングした……なんてウワサ話があるとか無いとか。
(ウワサですよ、一応。)


ちょっと余談が過ぎましたね。

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ここ、クレアこうのすの一角に、

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「歴史民俗資料コーナー」があります。

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市内の埴輪生産遺跡「生出塚(おいねづか)埴輪窯跡」から出土した埴輪の数々。

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ヒト型だけでなく動物型や家型の埴輪や土器が展示されています。
中には国の重要文化財に指定されているものもあり、かなりこれ、貴重なものなんですよ。

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このような形で出土した埴輪等。
古墳時代後期(6世紀)、埼玉県鴻巣市生出塚で生産された埴輪は、隣町・行田市の「さきたま古墳群」の古墳で使用されたほか、荒川といった水路を使って遠く運ばれ、東京や千葉の古墳でも使用されていたことが確認されています。

埼玉県鴻巣市と言えば、知る人ぞ知る「ひな人形の町」。

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NewsACT : 高さ7メートル!「鴻巣びっくりひな祭り」でピラミッドひな壇見てビックリして来た

その歴史は江戸時代中期に遡り、約400年の歴史があるのですが……
更に1,000年遡り、古墳時代から近県にまで広がる人形(埴輪)作りをしていたとは、鴻巣出身の筆者もビックリ。

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さて、というわけで次回は鴻巣のひな人形作りの歴史や現物を展示する鴻巣市産業観光館「ひなの里」に、行ってみます!!

クレアこうのす|鴻巣市文化センター
http://www.clea-konosu.com/